イサキの旬の時期と食べ方。イサキを漢字で書くと●●となる由来

イサキは、太平洋沿岸から広くは東シナ海に生息しています。

日本の近海では新潟県以南の日本海・宮城県あたりの東北以南の太平洋沿岸・瀬戸内海などに分布しています。

イサキは、スズキ目イサキ科イサキ属の魚です。

イサキは夜行性で、昼間は水深50~100mの岩礁帯に群れを成して生息しています。

夜になると海面近くまで浮上して、餌となる甲殻類・多毛類・小魚などを求めて浅い岩礁帯に移動します。

イサキは成長すると45cm程になります。

横から見ると綺麗な紡錘形で、体はやや側扁しています。

体色は、顔の付近はオリーブグリーンが混じった褐色・背は褐色・腹はいぶし銀に見えます。

背ビレ・胸ビレ・腹ビレ・尻ビレは黄色味が強く、尾鰭は赤みを帯びた褐色に見えます。

イサキは、30cm足らずの若いころは体側に縞模様があるのでウリボウなどと呼ばれています。

30cmを超えるくらいから縞模様が薄れ消えていきます。

縞模様が薄れて消えるまでに4年ほどかかるといわれています。

 

次に、イサキの旬・イサキの漢字表記の由来・イサキのレシピなどの紹介をします。

 

イサキの旬

 

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イサキは通年で市場に出荷されていますが、旬は5月頃~7月頃になります。

イサキは、6月頃から9月頃にかけての夏が産卵期になります。

産卵前の5月頃~7月頃までの梅雨頃が最も美味しい旬とされています。

梅雨頃のイサキは、「麦わらイサキ」・「梅雨イサキ」などとよばれて人気があります。

産卵後の秋から春にかけてのイサキは脂ののりが悪いので、旬の時期と比べて味に差がでます。

次に、イサキの漢字の由来・イサキのレシピの紹介をします。

 

イサキの漢字の由来

 

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イサキは旬の頃の梅雨時期が一番おいしいですね。

イサキの漢字表記は、「伊佐木」・「伊佐幾」・「鶏魚」などがあります。

イサキという名前の由来には諸説あります。

体長30cm未満の若いイサキに斑(マダラ)があることから「斑キ=イサキ」となったという説があります。

イサキは磯に多いことから「磯キ」がなまりイサキとなったという説もあります。

漢字の「伊佐木」、「伊佐幾」、「鶏魚」は全て当て字です。

「鶏魚」は背ビレが鶏のトサカに似ているからという説があります。

イサキは日本各地で取れる魚なので、産地によって様々な呼び名が付けられています。

・東京では「イサギ」と・神奈川県では「クロブタ」・「クッカ」・東北地方では「オクセイゴ」

・静岡では「コシタメ」・九州では「一先(イッサキ)」・「ハンサコ」・「ジンキ」などと呼ばれています。

次に、イサキのレシピを紹介します。

 

イサキのレシピ

 

イサキの旬は5月頃~7月頃の梅雨時期です。

イサキの漢字は当て字ですが、「鶏魚」は背ビレが鶏のトサカに似ているからといわれています。

イサキは目がくすみやすいので、鮮度が良いものを目で判断するのは難しいですね。

イサキの鮮度は、全体の色艶・腹の張り具合・エラが鮮やかな鮮紅色などで判断するのが適切です。

イサキは、締めてあるものを選べば臭みも少なくベストです。

イサキの料理はレシピサイトで紹介されています。

イサキは、刺身・蒸し物・焼き物・揚げ物で食べられています。

鮮度が良いイサキは刺身が美味しいですね。

皮と身の間に旨みがあるので、皮霜造りがおススメです。

蒸し物では、スチームで蒸すほか、フライパンなどに少し酒やワインを注いで酒蒸しにする方法もあります。

焼き物では、塩焼きが美味しいですね。

塩焼きにすれば身が硬く締まらず身離れもよく美味しく食べられます。

フレンチやイタリアンではポアレにされます。

焼き物では皮目をカリッと焼き上げるのがポイントになります。

小さいイサキは揚げ物が美味しいですね。

小さいイサキは脂があまり乗っていません。

フライや天ぷらにすれば美味しく食べられます。