メロンの食べごろの判断方法、匂い。いつ冷蔵庫に入れる?
メロンは食べごろの判断が難しいですね。
メロンは食べ頃になると良い匂いがするので注意してください。
メロンの果実は球形が多いですが、ラグビーボール形・こん棒形・細長い形など変化に富んでいます。
メロンの表皮は白色・緑色・黄色などで、複数の色が混ざる事もあります。
イボや深い溝があるもの・網目があるもの(アミメロン・網系)・網目が無いもの(アミナシメロン・網無し系)などがあります。
日本で人気のアミメロン(網系)は、品質を高めるために1本の蔓から1個しか収穫しません。
メロンの果実は熟すと甘くなります(酸味が含まれる場合もある)
メロンの果肉の色は、主に赤肉種・青肉種・白肉種に分類されています。
赤肉種・赤色系(橙色)は、夕張メロン・クインシーメロンなどです。
青肉種・緑色系(黄緑色)は、アンデスメロン・プリンスメロン・タカミメロン・アールスメロンなどです。
白肉種・白色系(乳白色)は、ホームランメロン・ハネデューメロンなどです。
次に、メロンの栄養成分・メロンの食べごろ判断・メロンの食べ頃の匂い・メロンの保存方法などの紹介をします。
メロンの栄養成分
メロンの注目の栄養成分は、カリウム・β―カロテン・タンパク質分解酵素などです。
メロンには、筋肉にとっても欠かせないミネラルのカリウムが含まれています。
メロンはフルーツの中でもカリウムを多く含む果物です。
バナナ以上にカリウムを多く含むメロンは熱中症対策にもおススメですね。
カリウムにはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果が期待できます。
カリウムには、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
カリウムが不足すると、筋肉が弱って障害を起こすことがあるので注意が必要です。
赤肉系のメロンにはβ―カロテンを豊富に含んでいます。
赤肉系のメロンに含まれているβ―カロテンは100g当たり3600μgです。
β―カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。
髪の健康維持・視力維持・粘膜や皮膚の健康維持・喉や肺などの呼吸器系統保護に役立ちます。
メロンに含まれているたんぱく質分解酵素のククミシンは消化機能をサポートします。
次に、メロンの食べごろ判断・メロンの食べ頃の匂い・メロンの保存方法などの紹介をします。
メロンの食べごろ判断
メロンの食べごろ判断は難しいですね。メロンの食べ頃には甘い匂いがするので気を付けてください。
完熟メロンを美味しく食べるには、お取り寄せであれば、箱に記載してある食べ頃の表示を参考にして「完熟メロン」の表示を確かめてください。
メロンの糖度は中心に近いほど高い傾向があります。
完熟メロンの見分け方は・表皮が黄色みをおびています・メロンのお尻が軟らかくなります・ツルが枯れてきます・甘い香りがします。
表皮の黄色みとお尻の柔らかさとツルの枯れを確認して、甘い香りがしたら“完熟に近い”と判断できます。
メロンは収穫してからも追熟しています。
果肉が軟らかくなり美味しさのピークになったら甘い香りが漂います。
次に、メロンの保存方法などの紹介をします。
メロンの保存方法
メロンの食べごろ判断は、表皮の黄色み・お尻の柔らかさ・ツルの枯れ・甘い香りです。
メロンの食べ頃には甘い匂いがするので気を付けてください。
メロンの保存の適温は7~10℃になります。
追熟が必要であれば常温保存になります。
完熟したら冷蔵庫の野菜室で保存します。
常温保存で追熟するには、直射日光が当たらない風通しが良い冷暗所で保存します。
完熟前のメロンは追熟が必要なので冷蔵庫には入れません。
完熟してから冷蔵庫で冷やして食べます。
冷蔵庫に入れるのは食べる数時間前です。
ポリ袋などに入れて密封して冷やします。
メロンの保存期間は、収穫後7~10日です。
食べごろになったら2~3日になります。
完熟を過ぎると発酵して腐るので、食べごろになったら早めに食べきりましょう。