バジルの保存方法と栄養 常温、冷蔵で保存できる?

バジルの保存方法を知っていれば豊富な栄養素の効果・効能を活かせます。

バジルは、シソ科メボウキ属の熱帯亜アジア原産の多年草です。

イタリアではバジリコと呼ばれています。

日本名はメボウキ(目箒)と呼ばれています。

バジルが日本渡来したのは江戸時代になります。

バジルには、一般的なスイートバジルの他にもレモンバジル・シナモンバジルなどおよそ150 種類の栽培品種があります。

イタリア料理のサラダ・ピザ・パスタなどには欠かせないハーブになっています。

バジルは鶏肉との相性も良く香辛料としても人気があります。

バジルの香りの主成分はメチルカビコール(エストラゴール)・リナロール・シネオール・オイゲノールになります。

刺激性が低いハーブなので生でも食べられます。

バジルのカロリーは100g当たりで、葉・生で24kcal、香辛料・粉で307kcalです。

バジルの葉の栄養成分は、

・ビタミンA(βカロテン)

・ビタミンB群(ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・ナイアシン・パントテン酸)

・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK

・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム

・マンガン・リン・鉄・亜鉛・食物繊維などになります。

 

次に、バジルと保存方法の紹介をします。

 

バジルの効果・効能

 

P1030744

 

バジルに含まれている成分は健康美容に役立ちます。

βカロテン・カルシウム・ビタミンKが豊富に含まれています。

100g当たりにβカロテン-6300μg・カルシウム-240mg・ビタミンK-440μg含まれています。

バジルの保存方法を知っていれば効果・効能を健康美容に役立てられます。

バジルの葉には、免疫力アップ・感染症予防・がん予防・精神安定・鎮痛作用・抗菌作用・骨粗鬆症予防などがあります。

バジルの種には、整腸作用・便秘改善・ダイエット・肥満防止の働きがあります。

バジルの根には頭痛・解熱などの働きがあるとされています。

 

バジル常温保存方法

 

c1678f55b494cabdc286f304a477f992

 

バジルの保存方法には常温保存があります。

バジルは鮮度が劣化しやすい植物なので長期保存には適しません。

バジルに茎がついていれば常温で保存をおススメします。

コップに水を入れて茎を水に浸けて室内で保存します。

バジルの茎を水に浸けた常温保存であれば賞味期限を1週間程度に延ばせます。

バジルの葉だけであれば冷蔵保存をおススメします。

 

バジルの冷蔵保存方法

 

バジルの保存方法には冷蔵保存があります。

バジルは寒さに弱いハーブなので、そのまま冷蔵庫に入れると葉が黒く変色して劣化します。

冷蔵保存するときには冷気にあてないことがポイントになります。

バジルの葉を冷蔵庫で保存するときには、葉を洗ってから水気をとります。

水気を切った葉を湿らせたクッキングペーパーで包みます。

さらに、上から新聞紙で包んで冷蔵庫の野菜室に保存します。

新聞紙で包む代わりに膨らませたビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存する方法もあります。

バジルは冷凍保存には向きません。

冷凍保存ではバジル特有の風味が落ちるので正気保存であれば乾燥保存をおススメします。