なめこの保存方法と栄養 常温、冷蔵、冷凍で保存できる?
「なめこ」の保存方法を知っていれば美味しいキノコを食べられます。
ナメコは、モエギタケ科スギタケ属のキノコになります。
日本や台湾などに分布しているキノコです。
ブナやナラなどの枯れ木や切り株などに単独&群生します。
ゼラチン質の粘性物質のムチンが分泌していてヌメヌメしているので、「ナメタケ」・「ヌメリタケ」と呼ぶ地域もあります。
「なめこ」は茶褐色の傘と白色又は茶色の茎とゼラチン質の茶色のひだが特徴です。
「なめこ」には天然産と人工栽培があります。
人工栽培方法には原木栽培と菌床栽培の方法があります。
スーパーや八百屋さんに並んでいる「なめこ」は菌床栽培品が多くなっています。
害菌に対する抵抗力が比較的強いので「なめこ」の家庭栽培も人気があります。
「なめこ」の栄養成分には、ビタミンB群・葉酸・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・銅・亜鉛・ムチン・β―グルカン・コンドロイチンなどが含まれています。
次に、「なめこ」の特徴と常温・冷蔵・冷凍保存方法を紹介します。
なめこ
「なめこ」には常温・冷蔵・冷凍保存方法などがあります。
「なめこ」を上手に保存すれば、ムチン・β―グルカンなどを健康美容に役立てられます。
ムチンはネバネバの元です。
ムチンは胃壁の保護や傷ついた粘膜を修復する働きがあります。
ムチンには粘膜保護の働きがあるのでアレルギー症状予防や改善効果が期待されています。
ムチンにはタンパク質の消化を促進する働きや、強壮効果・高血圧改善効果も期待されています。
ムチンは水溶性食物繊維ですが、不溶性食物繊維のβ―グルカンも含まれています。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は便秘解消や腸内環境を改善する効果があります。
「なめこ」の常温と冷蔵保存方法
「なめこ」は傷みやすいキノコなので常温保存には向きません。
「なめこ」を購入したら冷蔵保存して購入した日や翌日には食べるようにしましょう。
真空パックされている「なめこ」は冷蔵庫で保存できますが、通常パックの「なめこ」は冷蔵庫の野菜室に保存してください。
通常パックの「なめこ」はパックから出して真空パックに移し替えて冷蔵庫で保存する方が美味しく食べられます。
長期保存を考える場合は冷蔵保存をおススメします。
通常パックの「なめこ」の冷蔵保存の賞味期限は3日程度です。
真空パックの冷蔵保存の「なめこ」の賞味期限は1週間程度です。
「なめこ」の冷蔵保存方法
「なめこ」を長期保存したい場合は冷蔵による冷凍保存方法をおススメします。
使い残った「なめこ」は冷凍保存します。
通常パックの「なめこ」を冷凍保存する場合は、石づきを切り落としてフリーザーパックに入れて冷凍保存してください。
真空パックの「なめこ」はそのまま冷凍保存できます。
冷凍保存した「なめこ」の賞味期限は2~4週間程度になります。