キヌアの炊飯器での炊き方と保存方法。白米との割合

キヌアの鍋や炊飯器での炊き方を知っていれば美味しく食べられます。

キヌアはヒユ科アカザ亜科アカザ属の食用にされている植物になります。

アカザとは同属で、ホウレンソウやビートとは同科になります。

キヌアはコロンビアからボリビアにかけてのアンデス山脈一帯が原産と考えられています。

南米アンデス山脈の高地アルティプラーノでは、数千年前より食用に栽培されていたようです。

キヌアは、トウジンビエ・シコクビエ・キビ・アワ・ヒエなどと同じく雑穀に分類されています。

キヌアの穂は品種によって赤・黄・紫・白などがあります。

キヌアを脱穀すると白く扁平な円形をしています。

キヌアの栽培種は栽培地に応じて「高原型」・「塩地型」・「谷型」・「海岸型」の4つがあります。

高原型キヌアは標高3000m以上のアンデス山脈で栽培されています。

塩地型キヌアはボリビア南西部のウユニ塩原周辺で栽培されています。

谷型キヌアはクスコより北の谷間で栽培されています。

海岸型キヌアはチリの中部海岸地帯で栽培されています。

雑穀のキヌアは栄養価が高く、タンパク質やマグネシウム・リン・鉄分などのミネラル類やビタミンB類を多く含んでいます。

キヌアに含まれている葉酸は緑黄色野菜に匹敵することも分かっています。

 

次に、キヌアの栄養成分や炊き方や食べ方などの紹介をします。

 

キヌアの栄養成分

 

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キヌアと白米を合わせた炊き方を覚えて健康・美容に役立てませんか。

キヌアのタンパク質の含有率は他の穀物と較べて多いのが特徴です。

キヌアにはグルテンを含んでいないので小麦アレルギーの人でも食べられます。

キヌアに含まれているアミノ酸はリシン・メチオニン・イソロイシンなどの必須アミノ酸が多くなっています。

含まれている脂質の多くはリノレン酸・オレイン酸などの不飽和脂肪酸になります。

リノレン酸にはコレステロール抑制の効果があるので、生活習慣病が気になる人におススメの雑穀です。

 

キヌアのとぎ方

 

キヌアのとぎ方と炊き方を知っていれば、美味しく栄養成分を摂取できます。

キヌアを炊く前に洗います。

キヌアの洗い方はお米をとぐ時と同じ感覚です。

3回~4回ほど水を変えながらキヌアを洗います。

日常のお米のとぎかたでOKです。

炊飯器でとぐときにはお米と同じ感覚ですが、ザルでとぐときには流れてしまわないように注意が必要です。

キヌアはお米よりも小さいので、普通のザルでとぐと流れます。

 

キヌアの炊き方

 

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キヌアの炊き方には、鍋を使う方法と炊飯器を使う方法があります。

鍋での炊き方を紹介します。

ステップ1-鍋にキヌア1・水2・塩ひとつまみを入れます。

ステップ2-鍋にフタをして強火にかけます。

ステップ3-沸騰したら弱火にして10~15分間炊きます。

ステップ4-ザルにあげて水気を切ります。

やわらかいキヌアを食べたいときには、水気を切らないで鍋のフタをしたまま10分程度蒸らします。

キヌアと白米を合わせて炊くときには、白米1合に対して乾燥キヌア大サジ2杯程度が美味しいようです。

乾燥キヌアを別に洗ってから白米に足すのがポイントです。