うどん、冷麦(ひやむぎ)、素麺(そうめん)の違い
うどん、冷麦(ひやむぎ)、素麺(そうめん)の違いを子供から聞かれたらどのように答えますか。
うどん・冷麦(ひやむぎ)・素麺(そうめん)の違いを正確に知っていますか。
うどん・冷麦(ひやむぎ)・素麺(そうめん)の違いは麺の太さと考えられます。
うどん、冷麦(ひやむぎ)、素麺(そうめん)の違いを調べて、聞かれたときに正しく答えられるようにしませんか。
次に、うどん、冷麦(ひやむぎ)、素麺(そうめん)の違いについて紹介します。
うどん
うどん、冷麦(ひやむぎ)、素麺(そうめん)の違いを理解しやすくするために「うどん」の概要を紹介します。
「うどん」は、小麦粉を練って長く切って、ある程度の幅と太さを持つ麺になります。
日本のうどんの歴史では、蕎麦(蕎麦切り)よりうどんの方が古いと考えられています。
「うどん」は、昔から手軽な庶民食や米食の代わりとして人気がありました。
祝い事に際して振る舞われる「ハレ」の食べ物として古くから日本全国で食べられてきた歴史もあります。
「うどん」を入れる器もいろいろあります。
・かけうどんでは丼・焼うどんでは皿・ざるうどんでは“ざる”
・すき鍋では鍋・うどん桶では桶・たらいうどんでは“たらい”などが用いられています。
「日本三大うどん」といわれて紹介されることもありますが、「日本うどん学会」では日本三大うどんは存在していません。
「日本三大うどん」などは、それぞれの地域が勝手に称しているようです。
日本三大うどんとして有名なのは、香川県の「讃岐うどん」・秋田県の「稲庭うどん」・長崎県の「五島うどん」があります。
他にも、群馬県の「水沢うどん」・富山県の「氷見うどん」・愛知県の「きしめん」が「日本三大うどん」の候補となるケースもあります。
うどんの乾麺については、日本農林規格(JAS規格)の「乾めん類品質表示基準」に定めてあります。
乾麺(うどん)の機械麺に分類されるものは、長径が1.7mm以上に成形したものになります。
冷麦
うどん、冷麦(ひやむぎ)、素麺(そうめん)の違いを理解しやすくするために「冷麦(ひやむぎ)」の概要を紹介します。
「冷麦」は、小麦粉から作った麺の一種になります。
冷麦は主に乾麺で流通しています。
日本農林規格(JAS規格)の「乾めん類品質表示基準」では、機械麺の場合の冷麦の麺の太さは直径1.3mm以上~1.7mm未満とされています。
冷麦は冷やして食べることが多い麺類です。
清涼感を求めて夏の麺料理として一般的に食べられています。
「冷麦」の名称の由来は、「うどん」の旧称が「熱麦」であったことから対する語として「冷麦」とされたと考えられる説もあります。
素麺
うどん、冷麦(ひやむぎ)、素麺(そうめん)の違いを理解しやすくするために「素麺(そうめん)」の概要を紹介します。
素麺は、小麦粉を原料とした日本&東アジアで食べられている麺になります。
素麺(そうめん)は主に乾麺として流通しています。
冷やして食べることが多く、清涼感を求めて夏の麺料理として人気があります。
日本農林規格(JAS規格)の「乾めん類品質表示基準」での機械麺の場合の素麺は、麺の太さが直径1.3mm未満とされています。