いちじくの保存方法。常温、冷蔵、冷凍保存できる?
いちじくの漢字表記は「無花果」・「映日果」になります。
いちじく(無花果)の旬を知っていれば美味しい季節の果物を楽しめます。
美味しいいちじく(無花果)の選び方や保存方法を知っていれば役立ちます。
いちじく(無花果)は、クワ科イチジク属の果実です。
不老長寿の果物とも呼ばれるいちじく(無花果)の原産地はアラビア南部だといわれています。
いちじく(無花果)は、生食でも美味しいですが、乾燥いちじく(ドライフィグ)も人気があります。
生果・乾燥品ともに、お菓子の材料・ジャムやコンポート・スープやソースの材料・ワイン・酢などに使われています。
ペースト・濃縮果汁・パウダーなどの加工食品も人気があります。
次に、美味しいいちじく(無花果)の選び方・保存方法・栄養成分などの紹介をします。
いちじく(無花果)
日本国内で流通しているいちじく(無花果)は「桝井ドーフィン(ますいドーフィン)」・「蓬莱柿(ほうらいし)」・「とよみつひめ」・「ビオレ・ソリエス」などです。
近年は「バナーネやキング」・「コナドリア」などの海外の白イチジク品種の栽培も増えています。
いちじく(無花果)の産地は、愛知・和歌山・福岡・兵庫・茨城・富山・大阪・兵庫・広島・神奈川などです。
いちじく(無花果)の選び方は、ぽってりとした丸み・切り口付近まで色付いている・表面の皮の張り・傷が無い物・切り口の新しさです。
先の方に裂け目が出来始め、中の紅い花が見えてくるくらいが美味しい食べ頃になります。
次に、いちじく(無花果)の保存方法を紹介します。
いちじく(無花果)の保存方法
いちじく(無花果)の保存方法では、常温保存よりも冷蔵保存をおススメします。
いちじく(無花果)は傷みが早い果物です。
温度の高い場所には長時間おかないようにしましょう。
乾燥を避けるためにポリ袋等に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
いちじく(無花果)は新鮮さが美味しいポイントです。
日持ちしないので購入したらなるべく早く食べるようにしましょう。
冷凍保存する時は、皮を剥いてからぴったりとラップに包んで冷凍すれば、解凍してから食べやすくなります。
食べきれないときは、シロップで煮てコンポートやジャムにします。
いちじく(無花果)の栄養成分
いちじく(無花果)の保存方法は冷蔵保存をおススメします。
いちじく(無花果)に含まれている注目の栄養成分は、水溶性食物繊維のペクチン・ビタミン類・ミネラル類・フィシンなどの酵素になります。
水溶性食物繊維のペクチンは、腸の活動を活発にする働きがあります。
便秘改善や腸内環境改善の期待ができます。
ミネラル類のカルシウム・鉄分・カリウムが、健康生活をサポートします。
酵素のフィシンには消化を促進させる働きがあります。
フィシンは二日酔い予防にもなるとされています。