だだちゃ豆、茶豆、枝豆の違い。味や栄養価も違う?
だだちゃ豆と枝豆の違いや、だだちゃ豆と茶豆の違いが気になりませんか。
次に、「だだちゃ豆」と「枝豆」の違いや「だだちゃ豆」と「茶豆」の違いなどを紹介します。
だだちゃ豆
「だだちゃ豆」と「枝豆」の違いを分かるために「だだちゃ豆」の概要を紹介します。
「だだちゃ豆(だだちゃまめ)」は、枝豆用として栽培される「大豆」です。
山形県庄内地方の特産品です。
「だだちゃ」とは庄内地方の方言になります。
「だだちゃ」とは、「おやじ」・「お父さん」の意味です。
「だだちゃ豆」の名前の由来江戸時代の庄内藩とされる説があります。
献上された枝豆を庄内藩の殿様が「この枝豆は、どごのだだちゃの作った豆だや」と尋ねたことから「だだちゃ豆」と呼ぶようになったという説です。
家長の「だだちゃ」にまず最初に食べてもらうことから「だだちゃ豆」と呼ぶようになったという説もあります。
「だだちゃ豆」は、さやの毛が茶色でくびれも深くなっています。
見栄えは必ずしも良くない豆ですが、甘味と独特の濃厚な風味があります。
香りも強いが特徴です。
「だだちゃ豆」は、栽培する土地が合わないと風味が落ちます。
生産地が限られていて、収穫期も短く保存も困難なために、長らく「幻の豆」と呼ばれていました。
輸送技術や輸送速度が向上した近年は、地元以外でも店舗や通信販売で取り扱われています。
「だだちゃ豆」の品種は8つあります。
・「白山」・「早生白山(しらやま)」・「晩生甘露」・「平田」
・「おうら(尾浦)」・「早生甘露」・「小真木(こまぎ)」・「甘露」になります。
「だだちゃ」は庄内地方の酒田市にある納豆メーカーが商標登録しています。
JA鶴岡が管理権を受託してブランドの保護や類似品対策に努めています。
次に、「枝豆」のこと・「だだちゃ豆」と「茶豆」の違いを紹介します。
枝豆
「だだちゃ豆」と「枝豆」の違いを分かるために「枝豆(えだまめ)」の概要を紹介します。
「枝豆」は、未成熟で青いうちの大豆を収穫したものです。
「枝豆」は、奈良・平安時代頃には既に現在の形で食べられていたようです。
江戸時代には夏になると路上に枝豆売りの姿がありました。
江戸時代には、枝についたままの状態で茹でたものが売られていました。
江戸時代は、枝についたまま茹でたものを食べ歩いていたようです。
現代のファストフードのような存在だったと考えられます。
江戸時代の「枝付き豆」や「枝成り豆」などの呼びかたが「枝豆」の名前の由来とされています。
「枝豆」は、一般的な大豆とは収穫時期や調理・加工方法が異なるだけで、植物としては同じものです。
次に、「だだちゃ豆」と「茶豆」の違いを紹介します。
茶豆
「だだちゃ豆」と「枝豆」の違いは品種の違いでした。
次に、「だだちゃ豆」と「茶豆」の違いを分かるために「茶豆」の概要を紹介します。
「茶豆」も「だだちゃ豆」と同じく「枝豆」の一種です。
「茶豆」は東北地方で生産される「枝豆」になります。
山形県や宮城県などで生産されています。
外見は普通の「枝豆」と大差ありません。
豆の薄皮が少し茶色みがかっていたり、さやのうぶ毛が茶色いのが特徴です。
甘味と香りが強くて風味が良いので人気があります。
「茶豆」では、
・山形県鶴岡市特産の「だだちゃ豆」
・新潟県の「黒崎茶豆(くろさき茶豆)」
・宮城県の「気仙沼茶豆」などが人気です。