うどんとそばで消化がいいのはどっち?糖質、カロリーの違いは?
日本には季節を問わず、手軽に食べられる食事があります。
日本の食卓に欠かせない「うどん」と「そば」です。
「うどん」・「そば」・「ラーメン」・「スパゲッティー」料理は、大人にも子供にも人気があります。
次に、うどんの栄養、カロリー・そばの栄養、カロリー・うどんとそばで消化がいいのは?などの紹介をします。
うどんの栄養成分とカロリー
うどんとそばで消化がいいのはどっち?と気になりますが。
「うどん」の概要を紹介します。
「うどん」の栄養成分の大部分は、糖質と食物繊維です。
「炭水化物」を主体にして重要な栄養素はあまり含まれていません。
「炭水化物」には消化が早いという利点があります。
食物繊維が少なく消化可能な糖質の割合が高いので良質なエネルギー源です。
「うどん」の糖質は、体内でゆっくりと分解されてブドウ糖になるため持続性があります。
体調が悪い時のエネルギー摂取には、胃への負担が少ない「うどん」をおススメします。
「うどん」100g当たりのカロリーは105Kcalです。
一玉が230gとすれば242Kcalになります。
そばの栄養成分とカロリー
「そば」の栄養成分は豊富です。
「うどん」と同じく炭水化物が多いですが栄養成分も豊富です。
「そば」には、アミノ酸スコアが高いタンパク質を含んでいます。
「そば」の植物性タンパク質は、タンパク質を構成するアミノ酸が多くてバランスも良いのが特徴です。
日常生活で不足しがちなビタミンB1も「そば」には豊富に含まれています。
ビタミンB1は、疲労回復・滋養強壮に欠かせないビタミンです。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変換するのに必要な栄養素になります。
「そば」に含まれているビタミンB1含有量はお米の4倍程度です。
栄養素の代謝を促すビタミンB2も豊富に含まれています。
ビタミンB2には、タンパク質・脂質・糖質などの栄養素の代謝を促す働きがあります。
皮膚の保護・肌や爪や髪の発育・体の抵抗力アップの働きもあります。
「そば」には、ビタミンB2がお米の約4倍含まれています。
「そば」にはキャベツ200g分の食物繊維も含まれています。
そば一玉分で、キャベツ約200g相当の食物繊維を摂取できます。
食物繊維は消化に時間がかかるので、「そば」は腹持ちが良い食品です。
ルチンも豊富に含まれています。
ルチンには、毛細血管の弾力保持・血流の促進・動脈硬化・脳卒中・高血圧どの生活習慣病予防に効果があります。
ビタミンCも含まれています。
ビタミンCには、シミやシワの予防や美肌作りなどのアンチエイジングに効果が期待できます。
「そば」の100g当たりのカロリーは114Kcalです。
一玉が260gとすれば296Kcalになります。
次に、うどんとそばで消化がいいのはどっち?を紹介します。
うどんとそばで、消化がいいのは?
うどんとそばで、消化がいいのはどっちでしょうか。
消化が良い食品は体に早く吸収されてエネルギー源として利用できます。
消化に時間がかかる食品は、素早くエネルギー源として利用できませんが腹持ちが良いメリットがあります。
「うどん」には、食物繊維と炭水化物が含まれていますが、ほとんどが炭水化物なので消化が良くなっています。
体内でゆっくり分解されてブドウ糖になるので、体調が悪い時のエネルギー摂取におススメします。