そら豆の茹で方、さやごと茹でる方法。下ごしらえはいる?
そら豆は、古くから世界各地で栽培されて美味しく食べられています。
そら豆の美味しい茹で方を知っていると旬を楽しめます。
そら豆の茹で方には、さやから出して茹でる方法とさやごと茹でる方法があります。
そら豆の漢字表記は「蚕豆」・「空豆」になります。
そら豆の別名には、野良豆(ノラマメ)・夏豆(ナツマメ)・天豆(テンマメ)・四月豆(シガツマメ)・高野豆(コヤマメ)などがあります。
そら豆の名の由来は、豆果(さや)が空に向かってつくため「空豆」の字があてられたという説・莢の形が蚕に似ていることから「蚕豆」という字があてられたという説などがあります。
そら豆の原産地は、地中海~西南アジアだと推測されています。
そら豆の大粒種はアルジェリア周辺が原産地で、小粒種はカスピ海南岸が原産地とする説もあります。
そら豆は、古代エジプト・ギリシア・ローマでも食べられていました。
日本にそら豆が伝わったのは8世紀頃だとされています。
次に、そら豆の栄養成分・そらまめの旬と選びかた・そら豆の茹で方・そら豆の茹で方でさやごと茹でる方法・下ごしらえはいる?などの紹介をします。
そら豆の栄養成分
そら豆の栄養成分には、植物性タンパク質・ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などがあります。
そら豆には、植物性タンパク質を豊富に含んでいます。
健康と美容づくりに植物性タンパク質を役立てませんか。
そら豆に豊富に含まれているビタミン類は、ビタミンB群とビタミンCです。
ビタミンB1が消化液の分泌を促します。
ビタミンB2が粘膜をつくるのをサポートします。
ナイアシンが血流改善やエネルギー代謝をサポートします。
ビタミンCは、風邪の予防・疲労回復・肌荒れ改善に効果があります。
ミネラル類ではカリウム・マグネシウム・リン・鉄分が豊富に含まれています。
カリウムには、ナトリウムを排泄する役割があるので高血圧予防・改善に効果があります。
マグネシウムは血圧調整や骨つくりに役立ちます。
マグネシウムはイライラの解消にもおススメです。
次に、そらまめの旬と選びかた・そら豆の茹で方・そら豆の茹で方でさやごと茹でる方法・下ごしらえはいる?などの紹介をします。
そら豆の旬
露地物のそら豆は通常は秋に種をまいて、春に花を咲かせて5月頃に収穫されます。
そら豆は初夏が旬です。
鹿児島から年末頃には出荷される早いものもありますが、そら豆の旬は4~6月にかけての初夏の時期になります。
美味しいそら豆の選び方は、莢の緑色が鮮やかで艶があるものがポイントです。
莢に茶色い部分や、筋が茶色くなっているものは鮮度が落ちているので避けてください。
全体的にふっくらと膨らんでいるもの、触った時に弾力を感じるもの、持った時にズッシリ重みを感じるのが美味しいです。
莢から出して売られているそら豆は、手間が省けて手軽ですが劣化が早いのでおススメしません。
次に、そら豆の茹で方・そら豆の茹で方でさやごと茹でる方法・下ごしらえはいる?などの紹介をします。
そら豆の茹で方
そら豆の茹で方には、そら豆を莢からだして茹でる方法と、莢のまま茹でる方法があります。
そら豆の下処理は莢から豆を出すことです。
そら豆を莢から出して茹でる方法は、
ステップ1-そら豆の黒い部分に切り込みを入れるとシワが寄らないで皮が剥きやすくなります。
ステップ2-たっぷりのお湯に対して3%程度の塩を入れます。
お酒を入れるとくさみ消しになります。
お酒は適量入れます。
ステップ3-沸騰したらそら豆を入れて、中火で2分程度茹でます。
ステップ4-2分経ったらザルにあげて冷まします。
そら豆の茹で方にはさやごと茹でる方法もあります。
たっぷりのお湯に対して3%程度の塩を入れます。(くさみ消しにお酒をいれても良いです)
沸騰したらそら豆を入れて2分程度茹でます。
2分茹でたら、火を止めて余熱で5分程度そのまま置いておきます。
5分経過したらザルにあげて粗熱を取ってOKです。
さやのまま茹でる時は、余熱を使って多めに加熱するのがポイントになります。