上用饅頭(薯蕷饅頭)の名前の由来、賞味期限、カロリー
薯蕷饅頭の読みは「じょうよまんじゅう」です。
薯蕷饅頭は「上用饅頭」と漢字表記されることもあります。
「上用(じょうよ)」は薯蕷の当て字になります。
最近では、「上用饅頭」の方が一般的になっているようです。
うるち米を乾燥したものを「上新粉(じょうしんこ)」と呼びます。
上新粉は、「しんこ」や「団子」や「餅」に使います。
「上新粉」より細かくしたのが「上用粉」です。
和菓子材料である「上用粉」は、関西方面で使われる細かい上質の米粉を指しています。
上用饅頭(薯蕷饅頭)はふっくらした蒸し饅頭です。
次に、薯蕷饅頭のこと・薯蕷饅頭のカロリーと糖質・薯蕷饅頭の由来・薯蕷饅頭の賞味期限などの紹介をします。
薯蕷饅頭
上用饅頭(薯蕷饅頭)は和菓子の中でも身近な存在です。
お土産の定番でもあり冠婚葬祭でも使われています。
薯蕷饅頭の「薯蕷」とは、「大和芋」・「山芋」・「つくね芋」などを指します。
この「薯蕷芋」を饅頭の皮に用いた「蒸し菓子」のことを「上用饅頭(薯蕷饅頭)」と呼びます。
上用饅頭(薯蕷饅頭)は、「薯蕷(じょうよ)」を米粉や小麦粉のつなぎに使い蒸します。
「薯蕷」には蒸すとふくらむ性質があります。
蒸しあがった饅頭の皮は、フワッとした優しい食感に仕上がります。
「大和芋」・「山芋」・「つくね芋」などの「薯蕷」を饅頭の皮に用いて上質なやわらかい食感の饅頭を作り上げます。
上用饅頭(薯蕷饅頭)を食べると、その老舗のレベルが分かると言われています。
シンプルな和菓子なのに、和菓子の基本を問われるお菓子だとされています。
上用饅頭(薯蕷饅頭)は、和菓子の総合的な技術とセンスの集約なので職人の技量が表れる和菓子だとされています。
老舗の、ふっくらした蒸し饅頭を味わってみませんか。
次に、薯蕷饅頭のカロリーと糖質・薯蕷饅頭の由来・薯蕷饅頭の賞味期限などの紹介をします。
薯蕷饅頭のカロリーと糖質
ふっくらした蒸し饅頭の上用饅頭(薯蕷饅頭)は美味しいですね。
洋菓子よりもカロリーが少ない和菓子ですが、食べ過ぎはカロリー・糖質オーバーになります。
生活習慣病が気になる人には上用饅頭(薯蕷饅頭)のカロリー・糖質が気になりますね。
上用饅頭(薯蕷饅頭)のカロリーと糖質はどの程度でしょうか。
上用饅頭(薯蕷饅頭)1個のカロリーは119Kcalで、糖質は27g程度のようです。
大福もち1個165Kcal・ヤマザキの豆大福1個291Kcalと比べると少ないですね。
次に、薯蕷饅頭の由来・薯蕷饅頭の賞味期限などの紹介をします。
薯蕷饅頭の由来
普通サイズの上用饅頭(薯蕷饅頭)のカロリーは119Kcal・糖質27g程度です。
薯蕷饅頭は、室町時代初期に中国から帰化して奈良に住んでいた「林浄因(りんじょういん)」という人に由来しています。
考案した饅頭が寺院に集まる上流階級に評判になり天皇にも献上されたようです。
上用饅頭(薯蕷饅頭)の賞味期限は短いので注意してください。
上用饅頭(薯蕷饅頭)は日持ちしません、当日食べた方が美味しく楽しめます。