キャラウェイの使い方。ザワークラウトを作る時に他で代用可能?
キャラウェイをハーブの代用に使っている人もいます。
キャラウェイは、西アジアを原産地とするセリ科の植物です。
香辛料として使われているのはキャラウェイの種子のようにみえる果実になります。
キャラウェイを英語表記すると「Caraway」になります。
キャラウェイの和名は「ヒメウイキョウ(姫茴香)」です。
キャラウェイの草丈は30~60cmです。
茎は直立していてニンジンの葉に似ているレース状の葉になります。
キャラウェイの果実は、淡い黄褐色で長さ3mm程度の三日月型です。
次に、キャラウェイとハーブ・キャラウェイのこと・キャラウェイの栄養価などの紹介をします。
キャラウェイとハーブ
姫茴香(ひめういきょう)・カルワイ・キュンメルとも呼ばれるキャラウェイは、ケーキによく合うハーブといわれています。
ハーブは「草」・「野草」・「草木」を意味するラテン語になります。
「herba」を語源として、フランス語→古英語が変化して英語の「herb」になりました。
日本に伝わってハーブという言葉が使われるようになっています。
ハーブ「herb」は、料理の香り付けや保存料・薬・香料・防虫・香り・鎮静・興奮などの作用がある有用植物のことです。
緑の葉を持つ草・茎のやわらかい植物などをハーブということが多いようです。
キャラウェイは、スッとした爽やかさとほんのり甘い香りが特徴のハーブ&スパイスとして人気があります。
キャラウェイは、ドイツのキャベツの漬物として有名なザワークラフトにも使われています。
キャラウェイが手に入らないときに他のハーブで代用するときには、セリ科の「クミン」をおススメします。
クミンはクミンシードの名前でスパイス売り場にも並んでいます。
キャラウェイのこと
キャラウェイはほんのり甘い香りのハーブ&スパイスです。
昔は、キャラウェイには人や物を引き止めておく力があると信じられていたようです。
キャラウェイを料理に使うと愛する人が離れていかないよう防いでくれるそうですよ。
家禽や鳩にキャラウェイの実を食べさせると、引き止める力が働くという言い伝えがあります。
家禽や鳩などの鳥に食べさせると、1羽も行方不明になることはなかったという言い伝えも残っています。
キャラウェイの栄養
キャラウェイは、肉・野菜・フルーツ・チーズなどを使った料理に合うハーブ&スパイスです。
ザワークラフトだけでなく、グリルや煮込みなどの様々な料理に使われています。
キャラウェイは焼くと芳しい香りがするので、ライ麦パン・ケーキ・クッキーなどにも利用されています。
キャラウェイシードには、ビタミン類・ミネラル類が含まれています。
ビタミン類のビタミンB1には疲労回復効果・ビタミンB2には細胞の新陳代謝促進・ビタミンCやビタミンEには抗酸化作用や風邪予防などが期待されます。
ミネラル類では、カルシウム・カリウム・リン・鉄・マグネシウムが豊富に含まれています。
カリウムは利尿作用や高血圧予防に効果が期待されるミネラルです。