クローブの効能、料理での使い方。他のハーブで代用できる?
クローブという香辛料を使ったことがありますか。
クローブは、フトモモ科フトモモ属に分類されている香辛料になります。
花蕾の形から、ラテン語の「釘」という言葉が名前の由来になっているとされています。
クローブは、古くから感染症の予防に使われてきました。
クローブの別名に、「丁子(ちょうじ)」・「丁香(ちょうこう)があります。
蕾(つぼみ)が釘の形に似ているため、漢字の丁子や丁香になったようです。
インドネシア原産の植物で、チョウジノキと呼ばれる蕾(つぼみ)を乾燥して作られた香辛料がクローブです。
強く甘い香りで舌がしびれるような刺激的な味クローブの特徴です。
クローブには、臭みを消す働きがあります。
肉料理などで、肉の塊にクローブを刺してローストすると美味しくなります。
カレー料理などでは、他の香辛料と一緒にクローブが使われることがあります。
クローブの使い方やクローブの効能を知っていれば料理に役立ちそうです。
クローブの代用ができる香辛料にはどのようなものがあるのでしょうか。
次に、クローブの使い方・クローブの心と体への効能・クローブの肌への効能・クローブは他のハーブで代用できる?などの紹介をします。
クローブの使い方
クローブの使い方は料理だけではありません。
紅茶を使った飲み物の「チャイ」では、「カルダモン」や「シナモンスティック」と共にクローブも使われます。
赤ワインを使った「サングリア」は、クローブをはじめフルーツやコリアンダーシードを使って作られています。
クローブは香辛料として使う以外にアロマオイルとしても利用されています。
クローブの特徴であるスパイシーな香りを、鎮静・鎮痛作用があるアロマオイルとして利用しています。
昔は、頭痛・歯痛の緩和にクローブの精油が使われていました。
次に、クローブの心と体への効能・クローブの肌への効能・クローブは他のハーブで代用できる?などの紹介をします。
クローブの心と体への効能
クローブの使い方には、香辛料・アロマオイルなどがあります。
クローブの心と体への効能を紹介します。
心への効能には、気持ちを明るくする働きがあります。
気分が沈んでいる時に、気持ちを明るくしてくれます。
状況を変えるための元気を与えてくれます。
クローブには、記憶力を高める働きもあります。
体への効能は、体を温める働きです。
胃腸を温めて、冷えによる胃腸トラブルを改善します。
消化器系の不調を原因とした口臭も改善できます。
冷えによる関節炎やリウマチにも効果的だとされています。
体への効能には、消化促進・胃腸の強壮・鎮痛・殺菌・刺激・抗ヒスタミン・抗血栓・抗炎症?抗菌?抗真菌?加温?催淫?去痰などの作用があります。
下痢の緩和・腸内ガス・口臭の改善も期待できます。
次に、・クローブの肌への効能・クローブは他のハーブで代用できる?などの紹介をします。
クローブを他のハーブで代用
クローブの肌への効能には、ニキビ・あざ・ただれ・水虫・創傷の改善があります。
クローブは、香辛料やボディケア・ハンドケア・ヘアケア・スキンケアなどのアロマオイルやにおススメです。
クローブの代用ができるハーブには、ナツメグ・シナモン・ガラムマサラ・オールスパイス・キャトルエピス・バーブベネット・五香粉、などがあります。