カレーパンの形の由来、歴史と揚げる理由
カレーパンは美味しいですね!
子供だけでなく、カレーパン大好きの人も多いのではないでしょうか。
カレーパンを揚げる理由を知っていますか?
カレー パンの形やカレーパンの由来を知っていれば、子供に聞かれても自信をもって答えられそうです。
カレーパンは、カレーを具にしている調理パンになります。
カレーパンの形や作り方などに決まった定義があるわけではありません。
パン屋さんやスーパーマーケットのパンコーナーに並んでいるカラーパンは、衣を付けて揚げたり焼いてあります。
パン屋さんによっては、揚げたものをカレードーナツと呼んでいることもあります。
揚げたものをカレーパン・焼いたものを焼きカレーパンと呼んでいるパン屋さんもあります。
カレーパンの具にキーマカレーを使ってるものもあります。
一般的なカレーパンの具のカレーは、カレーライスより汁気がないものが使われています。
次に、カレーパンのこと・カレーパンを揚げる理由・カレーパンの形・カレーパンの由来、調理パン、などの紹介をします。
カレーパン
カレーパンは、子供にも人気のある調理パンです。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどには、大手パンメーカーの製品が並んでいます。
コンビニのカレーパンも美味しいですが、近所のパン屋さんにも人気の名物カレーパンがあります。
カレーパンの元祖は東京都江東区のパン屋さんだとされています。
東京都江東区の「名花堂(現・カトレア)」2代目の「中田豊治」が発案した調理パンです。
「中田豊治」は1927年に実用新案に登録しています。
「中田豊治」が発案した調理パンは、“具の入ったパンをカツレツのように揚げる”となっています。
実用新案には、カレーの言葉はまったく含まれていません。
「中田豊治」が新規の調理パンを発案した頃に、関東大震災が起こりました。
震災の中でパン屋の建て直しの為に、2代目がカレーとカツレツを取り入れたパンを思いつき開発したとされています。
カレーパンの起源には、練馬区の「デンマークブロート(1934年創業)」の創業者が発明したとする説もあります。
1916年(大正5年)に、インドカレーにヒントを得た「相馬愛蔵」によって発明されたという説もあります。
次に、カレーパンを揚げる理由・カレーパンの形・カレーパンの由来・総菜パン、などの紹介をします。
カレーパンを揚げる理由
カレーパンを揚げる理由は考案した人にしか分かりませんが、日本カレーパン協会の佐藤絵里会長の考えがあります。
日本カレーパン協会の佐藤絵里会長は、カレーパンの具の水分を外に漏らさない工夫だとされています。
カレーパンの形や由来には諸説ありますが、「具の入ったパンをカツレツのように揚げる」方法は、「中田豊治」が発案して実用新案登録されています。
「中田豊治」が実用新案を登録した頃は、揚げるパンの具はカレーだけだとは考えていなかったようです。
調理パン
カレーパンは調理パンの種類です。
調理パンは、通常のパン製造工程に加えて、調理した具材を乗せたり挟み込んで作られるパンのことです。
「調理パン」はJICFS分類基準で111305で定義されています。
「惣菜パン」は定義されていません。
代表的な調理パンには、
・サンドイッチ・ホットドッグ・ボスナ・ハンバーガー・ピロシキ
・ミートパイ・焼きそばパン・コロッケパン・カレーパン・玉子パン
・ロールパンなどがあります。