山菜の保存方法とアク抜き方法 常温、冷蔵で保存できる?
山菜の種類と保存方法を知っていれば春の旬を楽しめます。
山菜は山野に自生している食用にする植物になります。
山菜は自生しているものを採取します。
山菜は山野に限りません、ハマボウフウやオカヒジキのように海浜に自生する食用植物も山菜と呼ばれています。
土手やあぜ道に自生しているノビルやヨモギなどの食用植物は野草と呼ばれて山菜とは区別されています。
一般的には山菜を採ってきてもそのまま食べることはできません。
山菜の多くはアクが強いのでアク抜きなどの下処理をしなければ美味しくありません。
アク抜きの下処理は山菜に合った方法で行います。
山菜を採ったらスグにアク抜きをします。
山菜を採って帰宅したら面倒ですがアク抜きをしてください。
自然の恵みを美味しく食べるには一手間が必要です。
山菜の風味を残すためにはアクを抜き過ぎないことが大切です。
上手なアク抜きをすれば美味しい山菜料理を楽しめます。
次に、山菜の種類と常温保存・冷蔵保存・冷凍保存などの保存方法を紹介します。
山菜の種類
山菜には、コシアブラ・セリ・ワラビ・うど・ふきのとう・姫竹・シオデ・ミヤマイラクサ・イッポンコゴミ・コゴメ・うるい・カンゾウ・あけびの芽・クレソン・行者にんにく・ゼッマイ・たらの芽・トリアシショウマ・ノビル・葉ワサビ・花わさび・青みず・赤みず・ミョウガタケ・モミジガサ・シャク・山ふき・ハリギリなどがあります。
コシアブラは山菜の女王と呼ばれています。
コシアブラは北海道から九州まで自生しています。
里山から山間部まで日当たりの良い場所に多く生えます。
山菜の保存方法
山菜は下処理(アク抜き)をして、山菜独特の渋み・苦味・エグ味をとります。
塩ゆでのアク抜きをする山菜はコゴミ・ハマボウフウ・たらの芽・セリ・ギボウシなどです。
塩ゆでした後に流水にさらす山菜は、ウド・山ふきなどです。
アクが少ない山菜は数日であれば冷暗所で保存できます。
茹でて下処理をした山菜は傷みやすいので調理したらすぐに食べてください。
調理した山菜は常温では1日程度で食べたほうがよさそうです。
山菜の冷蔵・冷凍保存方法
山菜を長期保存するなら冷蔵・冷凍の保存方法をおススメします。
山菜は傷みやすいので長期保存すれば風味や山菜特有の美味しさはなくなります。
冷蔵庫の野菜室に保存するときには乾燥しないように湿らせた新聞紙で包んでビニール袋に入れて保存します。
山菜は長期保存すれば自然にアクが抜けるので下処理は不要です。
冷蔵保存した山菜を天ぷらにすれば美味しく食べられます。
冷凍保存できるのは「行者にんにく」や「うど」などの山菜です。
固くゆでて流水にさらしてから小分けにして冷凍保存してください。
数ヶ月保存できます。