豆腐のことを奴(やっこ)と呼ぶ由来、意味

豆腐(とうふ)は美味しいですね。

豆腐は、大豆の搾り汁(豆乳)をニガリなどの凝固剤で固めた加工食品になります。

豆腐は、日本だけでなく東アジアと東南アジアの広範な地域で古くから食されている大豆加工食品です。

豆腐の加工法や調理法は各国ごとに異なります。

白く柔らかい食感がある日本の豆腐は、「日本独特の食品」として発達したとされています。

豆腐を「奴(やっこ)」と呼ぶこともあります。

豆腐を奴(やっこ)と呼ぶようになった由来が気になりませんか。

また、豆腐をひし形に切ることが「奴(やっこ)」に関係しているとも言われています。

 

次に、奴(やっこ)のこと・豆腐を奴と呼ぶ由来・豆腐のひし形の切り方と奴(やっこ)、などの紹介をします。

 

「奴(やっこ)」

 

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豆腐の別名には「奴(やっこ)」があります。

豆腐を使った料理に冷奴(ひややっこ)があります。

冷奴のことを、奴豆腐(やっこどうふ)とも言い、略して奴(やっこ)とも呼びます。

奴(冷奴)は、主に酒の肴や夏向きの料理として人気のある食べものです。

日本人が大好きな日本料理の奴(冷奴)は、絹ごし豆腐や木綿豆腐を冷やして、その上に薬味を載せて醤油などの調味料で食べます。

奴(冷奴)として食べられる豆腐は、数センチメートル角や、一人分の大きさの直方体に切り分けられます。

奴(冷奴)に使われる薬味や調味料にはいろいろあります。

薬味には、刻みネギ・削り節・おろしショウガ・ミョウガ・青じそのみじん切り・ダイコンおろし、等があります。

調味料には、濃口醤油・唐辛子味噌・その他のタレ、などが使われます。

奴(冷奴)にオクラや納豆などを載せて食べる事もあります。

 

豆腐と奴(やっこ)の由来

 

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冷奴に使われている「奴(やっこ)」の語源については諸説あります。

冷やした「奴(やっこ)」=「豆腐」だから「冷奴」と呼びます。

豆腐を「奴(やっこ)」と呼ぶのは、江戸時代の大名行列の「奴さん」から来ているという説があります。

江戸時代では、大名行列の先頭には槍などを持って歩く「奴さん」がいました。

「奴さん」の着物の模様から「ヤッコ」という言葉をとったというのが通説になっているようです。

食材を大きく四角に切ることを「奴に切る」と言うことから、四角に切ることに由来するとする説や、

「冷やっこい」から転じたものが「奴(やっこ)」だとする説もあります。

豆腐のひし形の切り方と「奴さん」の着物の模様が似ているから「奴(やっこ)」と呼ぶようになったという説が有力です。

 

奴さんの着物の模様

 

豆腐を奴(やっこ)と呼ぶ名前の由来には諸説あります。

豆腐のひし形の切り方が、「奴さん」の着物の模様似ていたからという説が有力なようです。

奴(やっこ)という言葉は冷奴でよく耳にしますが、「煮奴」や「湯奴」という湯豆腐の呼び方もあります。

豆腐を奴(やっこ)と呼ぶようになったことに関係している「奴さん」の仕事は、参勤交代などでの雑用・荷物持ち・槍持ち、などでした。

「槍持ち奴(やりもちやっこ)」は、大名行列の先頭グループで槍や挟み箱を持つ役になります。

「槍持ち奴」が着ていた着物(半纏)には、四角い模様が描かれていました。

着物の四角い模様から、当時の江戸庶民が食材を四角く切ることを「奴に切る」と言うようになったようです。

豆腐は出来上がりを四角く切って販売し、食べる時も四角に切って食べます。

「奴に切る」から、豆腐のことを「奴(やっこ)」と呼ぶようになったとする説は納得できますね。