卵の保存は常温でOK?冷凍保存できる?
卵の保存方法には常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。
常温保存でも外気温によって消費期間がかわります。
外気温が10℃前後の季節・外気温が23℃前後の季節・外気温が28℃前後以上の季節で消費期限が分けられているようです。
一般的にスーパーから購入してきた卵パックはパックのまま冷蔵庫に保存します。
多くの冷蔵庫には卵ケースがついています。
冷蔵庫で保存すれば保存期間を延ばせます。
卵を上手に保存して美味しい卵料理を楽しみませんか。
卵は美味しいだけでなく栄養成分をバランスよく含んだパーフェクト食品です。
卵に含まれていない主な栄養成分はビタミンCだけだともいわれます。
卵に含まれている栄養成分は、
・タンパク質・飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸・コレステロール・ナトリウム
・カリウム・マグネシウム・カルシウム・マンガン・リン・鉄・銅・亜鉛
・ヨウ素・セレン・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6
・ビタミンB12・葉酸・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・ビタミンD
・ビタミンE・ビタミンKなどになります。
卵に含まれている栄養成分の働きは、筋肉強化・アンチエイジング・免疫力アップ・成長促進・代謝促進・疲労回復・体力向上などです。
ビタミンCが含まれていないので、卵野菜炒めを食べれば主な栄養成分は摂取できますね。
卵には注目の栄養成分のコリンも含まれています。
卵黄には大豆の約3倍のコリンが含まれています。
コリンは脳の活性化とされているので、成長期の子供や受験勉強中の子供や老化が気になる高齢者におススメです。
次に、卵の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存について紹介します。
卵の常温保存
殻にひびが入った卵や殻から出した中身や高温多湿の環境での常温保存はできません。
気温が低い冷暗所であれば常温保存できます。
常温保存するときには気温に注意する必要があります。
卵は高温多湿の場所では菌が増殖するのでおススメしません。
卵を常温保存するときの目安の消費期限を紹介します。
28℃前後の外気温での消費期限は2週間前後になります。
23℃前後の外気温での消費期限は3週間程度になります。
10℃前後の外気温での消費期限は2ヶ月程度になります。
気温が低い地域ほど卵の消費期限は長くなります。
卵を常温保存するときには、直射日光が当たらない風通しが良い冷暗所を選びます。
卵の冷蔵保存
冷蔵保存でも、殻にひびが入った卵や殻から出した中身は菌が繁殖するので保存期間は短くなります。
傷のない新鮮な卵であれば、冷蔵庫の卵ケースに保存すれば消費期限を延ばせます。
冷蔵保存するときには、卵のとがったほうを下にして保存します。
パックに入れたまま冷蔵庫の卵ケースに保存した方が長持ちします。
冷蔵庫に入れていても殻にひびが入ったらすぐに調理に使ってください。
冷蔵保存すれば2ヶ月程度は消費期限を延ばせます。
常温・冷蔵保存するときにも、卵が汚れているからと洗うようなことはしないでください。
卵の殻を洗うと殻の気孔から雑菌が入って菌が中で増殖します。
卵の冷凍保存
殻にひびが入った卵や殻から出した中身は冷凍保存してください。
卵白と卵黄をかき混ぜて保存すれば解凍して料理に使えます。
冷凍保存した卵は卵黄が解凍したときに温泉卵のようになるので、基本的には冷蔵保存をおススメします。
冷凍保存する場合は卵の中身だけを保存したい場合です。