青魚を食べると中性脂肪を下げる?!缶詰、サバ缶でも良い?
中性脂肪を下げる成分が青魚に含まれています。
日本で食べられている代表的な青魚には、「さば」・「いわし」・「さんま」・「あじ」などがあります。
青魚には、生活習慣病を予防・改善するための栄養成分が豊富に含まれています。
生活習慣病とは、心臓病・脳卒中・脂質異常症・糖尿病・高血圧・肥満などです。
生活習慣病は生活の質(QOL)低下につながる病気です。
青魚を食べて生活習慣病予防しませんか。
青魚に共通して多く含まれる栄養成分では、EPA/DHAが良く知られています。
EPA/DHAは青魚の脂肪に多く含まれる成分です。
EPA/DHAには、血液中の中性脂肪値やコレステロール値を低下させて血流をよくする働きがあります。
スムーズな血流は動脈硬化の予防に役立ちます。
EPAには、関節リウマチの炎症を鎮める働き、DHAには脳を活性化する働きが知られています。
DHAは、学習機能の向上や老人性痴呆症の予防にも役立つ成分として注目されています。
次に、中性脂肪やコレステロール値を下げる成分を含む青魚の紹介をします。
青魚の「さば」
中性脂肪やコレステロール値を下げる成分を含む青魚には「さば」がいます。
「さば」は10~12月に脂がのって美味しくなる青魚です。
青魚の脂肪にはEPA/DHAがふくまれています。
脂がのった美味しい「さば」には、豊富にEPA/DHAが含まれています。
特にEPAが多く含まれていて他の魚の3~4倍ふくまれているとされています。
「さば」にはビタミンやミネラルも含まれていて、特にビタミンB2は青魚の中でも最も多い含有量だとされています。
「さば」に含まれる、EPA/DHA・ビタミン・ミネラル・タンパク質を健康美容に役立ててください。
「さば」を、美肌つくり・動脈硬化予防・アンチエイジングに役立てませんか。
旬の「さば」がなくても水煮缶詰でも栄養成分は摂取できます。
「さば」の水煮缶詰には「さば」の栄養素が丸ごと入っています。
青魚の「いわし」
中性脂肪やコレステロール値を下げる成分を含む青魚には「いわし」もいます。
「いわし」は青魚の中でもEPA/DHAを多く含んでいます。
「いわし」に含まれる成分が、血中のコレステロール値・中性脂肪値を低下させます。
血液サラサラになれば、血栓を予防して脳梗塞や心筋梗塞の予防に役立ちます。
「いわし」のタンパク質のイワシペプチドには、強い血圧降下作用があることが知られています。
「いわし」には、骨を丈夫にするカルシウムやカルシウムの吸収を助けるビタミンDや、血圧やコレステロールを下げるタウリンが含まれています。
青魚の「さんま」
中性脂肪やコレステロール値を下げる成分を含む青魚には「いわし」もいます。
「さんま」は江戸時代から、“さんまが出るとあんまが引っ込む”」と言われるほど人気の青魚です。
「さんま」にはEPA/DHAが青魚の中でも特に多く含まれています。
旬の秋が最も脂がのり、脂がのった時期の「さんま」がもっとも多くのEPA/DHAを含んでいます。
血液の循環や悪性貧血を予防するビタミンB12は、他の魚の約3倍で動物のレバーに匹敵する量が含まれています。
動脈硬化の予防や肌荒れ防止のビタミンB2も含まれています。