マッシュルームの軸、断面にある黒いひだは食べても大丈夫?
セイヨウマツタケともいわれたマッシュルームの和名はツクリタケです。
マッシュルームはヨーロッパから導入された、担子菌門ハラタケ科の食用栽培種になります。
マッシュルームが成熟すると傘は平らに開いて大きなものでは20cmに達し、柄の長さも15cmになります。
マッシュルームは、ホワイト種・オフホワイト種・クリーム種・ブラウン種の4つの品種群に大別されています。
マッシュルームはヨーロッパの草原地帯が原産とされています。
17世紀頃にフランスなどで人工栽培が行われるようになったとされています。
その後、欧米を中心に栽培されるようになりました。
日本にマッシュルームが伝わったのは明治中期になります。
日本でも大正時代には人工栽培が始まっています。
マッシュルームは、そのままか水煮にして缶詰として流通しています。
マッシュルームは、香りは薄いが味がよいので西洋料理によく用いられます。
バター炒め・スパゲッティミートソース・グラタン・オムレツなどに使われます。
加熱しないで薄切りにしてサラダとして生食もされています。
次に、マッシュルームの栄養成分・ 軸が黒いマッシュルーム・茎が黒いマッシュルーム・傘や茎が黒いマッシュ―ルームは食べられる?などの紹介をします。
マッシュルームの栄養成分
マッシュルームに含まれている栄養成分には、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンD・エルゴステロール・βグルカン・カリウム・食物繊維等があります。
ビタミンB1は糖質代謝に欠かせない成分です。
糖質代謝が促進されてエネルギーの生産性が高まるので、疲労回復・集中力キープ・イライラ解消などの効果があります。
ビタミンB2は、炭水化物・タンパク質・脂質の代謝を促進します。
ダイエットには欠かせない成分ですね。
各細胞の再生を促進して成長を促すビタミンです。
エルゴステロールは、日光を浴びるとビタミンDに変化する成分です。
エルゴステロールには腫瘍の血管新生を抑制することからガンの増殖を抑える効果があるとされています。
ビタミンDは、カルシウムの代謝を助けて丈夫な骨や歯をつくるのに役立ちます。
カルシウムには筋肉の収縮や神経伝達のサポートの働きもあります。
βグルカンには免疫力を高める働きがあります。
免疫力が高まれば、ウイルスや細菌に強くなりますね。
βグルカンには、アレルギー・生活習慣病予防や改善にも期待されています。
カリウムはむくみや高血圧予防に役立ちます。
食物繊維は腸内環境を改善して便秘改善やダイエットをサポートします。
マッシュルームに含まれている豊富な栄養は健康・美容に役立ちそうです。
次に、軸が黒いマッシュルーム・茎が黒いマッシュルーム・傘や茎が黒い状態でも食べられる?などの紹介をします。
マッシュルームの軸が黒い
マッシュルームには豊富な栄養成分が含まれています。
美味しいマッシュルーム料理を健康・美容に役立てませんか。
傘が黒いマッシュルームや軸が黒いマッシュルームや茎が黒いマッシュルームがあります。
傘・軸・茎が黒いマッシュルームでも食べられるのでしょうか?
マッシュルームの傘の裏側(ヒダ)が黒いのは成熟しているからです。
マッシュルームの傘の裏側(ヒダ)が黒くても腐っているのではありません。
成熟しているマッシュルームということで海外では美味しいともいわれて人気があります。
軸が黒いマッシュルームも茎が黒いマッシュルームも胞子の色で傷んでいることではありません。
安心して食べてください。
黒いのは腐ってる?
マッシュルームには栄養成分がたくさん含まれています。
美味しく調理してマッシュルーム料理を楽しんでください。
傘が黒いマッシュルームは成熟しているからです。
軸が黒いマッシュルームは胞子の色です。
茎が黒いマッシュルームも胞子の色です。
傘・軸・茎が黒い状態は腐っているのではありません。
傷んでいることはないので加熱調理して食べられます。
傘の裏ではなく表面が褐色になっていて臭いがするときは成熟が進み過ぎています。
包丁で切るときに、スッと切れないでへこんで崩れるものやスポンジのようにやわらかいものは傷んでいます。