そうめんかぼちゃの茹で方と保存方法。冷凍保存はできる?
そうめんかぼちゃの美味しいゆで方を知っていれば、そうめんかぼちゃ料理を楽しめます。
そうめんかぼちゃの選び方や上手な保存方法を調べてみました。
そうめんかぼちゃの漢字表記は「素麺南瓜」になります。
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)は、そうめんうり(素麺瓜)・いとかぼちゃ(糸南瓜)・きんしうり(金糸瓜、錦糸瓜)とも呼ばれます。
ウリ科カボチャ属ペポ種に属する一年生の西洋カボチャの一変種になります。
原産地はアメリカ大陸です。
明治期に日本に入ってきました。
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)の旬は夏になります。
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)は加熱料理して食べます。
そうめんかぼちゃのヘタと先を切り落として適当な大きさに輪切りにします。
輪切りにしたら水から茹でて20分弱経ったら冷水に入れます。
冷水に入れると果肉の部分がほぐれて素麺状になります。
素麺南瓜の名前の由来は、果肉の部分がほぐれて素麺状になるためだと考えられます。
オーブンで焼いたり蒸したりしても美味しく食べられます。
南瓜類の中では比較的カロリーが低くてあっさりしているのが特徴です。
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)は、日本では酢の物やマヨネーズ和えにして食べます。
次に、そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)の栄養や効果・そうめんかぼちゃのゆで方・そうめんかぼちゃの選び方や保存方法を紹介します。
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)の栄養と効果
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)は低カロリー野菜です。
そうめんかぼちゃに含まれている栄養成分には、葉酸・ビタミンC・カリウムがあります。
そうめんかぼちゃに多く含まれている葉酸はビタミンBの一種になります。
葉酸には、赤血球生成や細胞の再生を促すなどの働きがあります。
100g当たり11mgと非常に豊富なビタミンCがそうめんかぼちゃに含まれています。
ビタミンCは、美容と健康に役立つ成分です。
風邪の予防・抗ストレス作用・抗酸化作用がアンチエイジングに役立ちます。
脳や副腎は多くのビタミンCを必要としています。
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)を食べてビタミンCを摂取しませんか。
カリウムは100g当たり260mg含まれています。
生活習慣病予防にそうめんかぼちゃ(素麺南瓜)をおススメします。
次に、そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)のゆで方・そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)の選び方や保存方法を紹介します。
そうめんかぼちゃのゆで方
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)のゆで方のポイントは4つあります。
・塩は入れない・沸騰している湯に入れて茹でる・茹で過ぎに注意(シャキシャキ感を活かすため)・茹で上がったらすぐに冷やしてほぐします。
茹で時間の見極めが大切です。
茹で上がりの目安は、箸などで果肉部分の皮近くを刺してほぐれ具合を見ます。
茹で上がったら余熱に気を付けてください。
茹で上がったら余熱が通り過ぎないように水にさらして冷やします。
次に、そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)の選び方や保存方法を紹介します。
そうめんかぼちゃの選び方と保存方法
そうめんかぼちゃの選び方は、全体に色むらがないものがポイントです。
全体に色むらがなく、傷も少ないものでずっしりと重みがあるものを選びます。
手に持ってみてしっかりと重みを感じるものがおススメです。
色自体はやや薄い緑がかったものから黄色くなったものを選びます。
黄色いほど熟しています。
薄い緑色のものでも寝かせて追熟させることで黄色くなってくるので大丈夫です。
食べ頃は軸の付け根がきゅっと星状にしまった感じです。
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)は保存性が高いので、南瓜と同じ保存方法で大丈夫です。
丸のまま、直射日光を避けて風通しのよい冷暗所に保存すれば数ヶ月食べられます。
一般の家庭では夏場の気温が高くなるので1~2ヶ月が保存期間です。
そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)の冷凍保存は生のままではおススメできません。
冷凍保存する場合は、茹でてほぐした状態で空気を抜いた密封袋などにいれて冷凍保存します。