牛乳と豆乳のタンパク質、カルシウム、カロリーはどっちが多い?
牛乳や豆乳にはタンパク質を含めた栄養成分が豊富に含まれています。
牛乳や豆乳は代用できるのでしょうか。
また、他の代用品はあるのでしょうか。
牛乳はウシの乳汁です。
日本では成分を調整していない生乳が牛乳と定義されています。
脂肪分を調整したものが低脂肪牛乳などとされます。
牛乳成分の増減や乳糖を分解したものは加工乳になります。
乳飲料とは、牛乳由来成分以外を加えた栄養添加やコーヒーミルクなどになります。
牛乳の加工製品は乳製品と呼ばれています。
乳製品には、脱脂粉乳・バター・生クリーム・チーズ・ヨーグルト・アイスクリームなどがあります。
豆乳は大豆からつくられた食品です。
豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶして水を加えて煮つめた汁を漉してあります。
牛乳に似た外観と食味があるので「豆乳」と呼ばれています。
大豆特有の青臭さがあるのが特徴で、青臭さい風味を好む人も多いですが、飲みづらいと感じる人も多いようです。
青臭さを消すために、果汁や砂糖などを加えた商品もあります。
次に、牛乳の栄養・豆乳の栄養・牛乳と豆乳のタンパク質・牛乳や豆乳の代用品は?などの紹介をします。
牛乳の栄養
牛乳は、各種栄養素がバランス良く含まれた準完全栄養食品だとされています。
牛乳にはタンパク質・脂質・ミネラル類・ビタミン類が豊富に含まれています。
牛乳に含まれているミネラル類は、ナトリウム・カルシウム・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅などです。
ビタミン類は、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビタミンCになります。
生命維持に不可欠な三大栄養素の「タンパク質」・「脂質」・「炭水化物」に加えて、カルシウムなどのミネラル類やビタミン類を豊富に含んでいます。
最近では、牛乳の機能性成分ラクトフェリンや乳塩基性たんぱく質などの働きも注目されています。
次に、豆乳の栄養・牛乳と豆乳のタンパク質・牛乳や豆乳の代用品は?などの紹介をします。
豆乳の栄養
牛乳には動物性タンパク質・豆乳には植物性タンパク質が含まれています。
豆乳にはタンパク質・脂質・食物繊維・ミネラル類・ビタミン類が含まれています。
豆乳に含まれているミネラル類は、ナトリウム・カリウム・カルシウム・鉄・亜鉛などです。
ビタミン類は、ビタミンA・ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸・ビタミンCなどです。
豆乳には注目の機能性成分のイソフラボンも含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た効果を発揮するポリフェノールの仲間です。
栄養成分豊富な牛乳・豆乳を代用できる食品はあるのでしょうか?
牛乳・豆乳の代用品?
牛乳には動物性タンパク質が豆乳には植物性タンパク質が含まれています。
牛乳と豆乳は代用できるのでしょうか?
牛乳の代わりに豆乳を使った料理もあります。
豆乳グラタンや豆乳プリンなどです。
豆乳を牛乳の代用品として使うケースもあります。
乳製品アレルギーの人でも食べられるように牛乳の代わりに豆乳を料理に使うことがあります。
豆乳は加熱するとタンパク質が分離するので、牛乳の代わりに使えないケースもあります。
豆乳を牛乳の代わりに使う時には、加熱し過ぎと分離に注意が必要です。
牛乳や豆乳の代わりにライスミルクを使うこともあります。
ライスミルクとはお米から作った「米乳」です。
ライスミルクは欧米では牛乳の代わりに飲まれています。