レーズンの栄養価、カロリー、糖質。妊娠中の摂取量
レーズン大好きの人は多いのではないでしょうか。
レーズンは乾燥させたブドウの果実です。
ブドウを乾燥させる方法は、天日や熱風などです。
レーズンのことは「干し葡萄(ほしぶどう)」呼ばれることもあります。
ドライフルーツの中でも人気のレーズン(干し葡萄)は、直接食べられる他、パン・ケーキ・お菓子・サラダなどの料理に使われています。
美味しいレーズンの栄養成分・カロリー・糖質が気になっている人も多いようです。
レーズンは甘いので妊娠中の摂取量には注意が必要ですが、どの程度まで食べても良いのでしょうか。
レーズンは、原料のブドウによっていくつかの種類に分けられています。
レーズンの色には、緑・黒・青・紫などがあります。
レーズンの代表的な品種には、「サルタナ」・「フレーム」があります。
「ゴールデンレーズン」は「サルタナ」を二酸化硫黄で処理して火にかけて色づけして作ったものです。
次に、レーズンの栄養・レーズンの食物繊維・レーズンの効能・カロリー・糖質・妊婦の摂取量、などの紹介をします。
レーズンの栄養
レーズンに含まれる栄養成分では、ミネラル類・食物繊維が注目です。
ブドウを乾燥して水分量が15%程度までなっているので、糖類が多く100g当たり59g含まれています。
重量の約6割が糖分のレーズンですが、ミネラル類と食物繊維が豊富です。
ミネラル類は、カリウム・カルシウム・鉄分などです。
ブドウに含まれているポリフェノールやアントシアニンが比較的多く含まれています。
ポリフェノールやアントシアニンには強い抗酸化作用があります。
ポリフェノールやアントシアニンが、がん予防・アルツハイマー予防・動脈硬化予防に役立ちます。
レーズンは、生活習慣病予防に役立ちそうです。
ポリフェノールやアントシアニンは、アンチエイジング・免疫力アップ・成長ホルモンの分泌も促します。
次に、レーズンの食物繊維・カロリー・糖質・妊婦の摂取量、などの紹介をします。
レーズンの食物繊維
レーズンの栄養成分では食物繊維も注目です。
レーズンには、生のままの葡萄と比較して4倍の食物繊維が含まれています。
食物繊維には腸内環境を改善する働きがあります。
便秘の悩みがある女性にはレーズンをおススメします。
また、ミネラル類のカリウムも生の葡萄の7倍も含まれているとされています。
カリウムは高血圧予防やむくみ改善に役立ちます。
次に、レーズンのカロリー・糖質・妊婦の摂取量、などの紹介をします。
妊婦のレーズンの摂取量
レーズンには食物繊維やミネラル類の栄養成分が豊富ですが、ダイエット中の人はカロリーや糖質にも注意が必要です。
レーズン100g当たりのカロリーは約300Kcalです。
糖質は100g当たり約59gになります。
レーズンには食物繊維・ミネラル類・ポリフェノール・アントシアニンが豊富です。
食事とのバランスも考えながら上手に食べる場合の量は、1日84g程度だという研究機関の発表があるようです。
妊娠中の妊婦さんは鉄分を多く含む食品を積極的に摂取するほうが良いとされています。
レーズンには鉄分も多く含まれているのでおススメですね。
レーズンに含まれている鉄分は100g当たり約2.3mgです。
糖質の取り過ぎは良くないので、妊娠中のレーズンの摂取量は100~200Kcal以下が目安になるのではないでしょうか。