ホタテのヒモの栄養や下ごしらえ方法。貝ヒモは高たんぱく質?
ホタテのひもにも豊富な栄養成分が含まれています。
ホタテのひもは下処理が大切です。
帆立貝のことを通称で、ホタテ(帆立)と呼びます。
帆立貝の名前の由来は、貝殻の一片を帆のように開いて立てて帆掛舟のように風を受けて海中や海上を移動するという俗説からきています。
ホタテ(帆立)の呼び方の他にも、板屋貝・海扇(うみおうぎ)・秋田貝(あきたがい)・車渠などもあります。
ホタテ(帆立)が、生息に至適な海水温は5~19℃の冷水になります。
ホタテ(帆立)は、食用として漁獲や養殖されています。
ホタテ(帆立)には、旨味成分のアミノ酸・グルタミン酸・コハク酸などが豊富に含まれています。
ホタテ(帆立)特有の甘味はグリコーゲンだとされています。
ホタテ(帆立)の貝柱は肉厚で淡白だがほぐれやすく、舌触りと風味が良く美味しいので人気があります。
ホタテ(帆立)の貝柱は、刺身・煮込み・バター焼き・スープなどいろいろな美味しい料理で使われています。
貝柱は、乾燥して干貝(干貝柱)にも加工します。
ヒモ(貝ヒモ)と呼ばれる外套膜も生食したり、燻製や塩辛などにして食べます。
次に、ホタテのひも・ホタテのひもの栄養成分・ホタテのひもの下処理などの紹介をします。
ホタテ(帆立)の貝ひも
ホタテのひもは、帆立貝の外套膜から棒状のものを除いたものになります。
ビラビラしている部位は、主に貝柱を作る働きをしています。
ホタテのひも(外套膜)には、生と乾燥させたものがあります。
生帆立の貝ひもは、お刺身みたいに山葵醤油で食べると美味しいですね。
炒めても、サッと煮ても美味しく食べられます。
珍味に加工した乾燥貝ひもも人気があります。
次に、ホタテのひもの栄養成分・ホタテのひもの下処理などの紹介をします。
ホタテのひもの栄養成分
ホタテのひもには豊富な栄養が含まれています。
注目の栄養成分はタウリンやミネラル類です。
栄養ドリンクにも使われているタウリンは健康と美容に役立ちます。
ホタテのひもに含まれているタウリンには、体と細胞を正常状態に保つ作用があります。
胆汁酸の分泌を促成して肝臓の働きを促す作用・肝細胞の再生促進作用・ 細胞膜安定化作用などです。
脂肪肝は動脈硬化を始めとするさまざまな生活習慣病を引き起こす原因です。
タウリンには、肝臓に溜まった中性脂肪を肝臓の外に出す働きがあります。
インスリンの分泌を促す作用もあり、糖尿病予防・改善をサポートします。
血液中の悪玉コレステロール値を下げて血液をサラサラの働きにも役立ちます。
血液循環が良くなれば新陳代謝が活発になりますね。
新陳代謝が活発になれば脂肪燃焼が改善されてダイエットに役立ちます。
タウリンなどのミネラルを多く含む食品を積極的にとって、生活習慣病予防・改善しませんか。
次に、ホタテのひもの下処理の紹介をします。
ホタテのひもの下処理
ホタテのひもの栄養成分のタウリンやミネラル類は健康と美容に役立ちます。
ホタテの貝ひもは下処理が大切です。
貝ひものコリコリ食感が好みの人も多いのではないでしょうか。
ホタテの中でも甘みが最も出るのも貝ひもです。
ホタテは貝柱の周りの部分(ひも・エラ・ウロ)などから傷み始めます。
さばいてスグであれば味が濃く美味しいですが、時間の経過とともに生臭さが増します。
ホタテの貝ひもは新鮮なうちに食べましょう。
貝ひもの下処理のステップは、
ステップ1・ビニール袋に貝ひもと片栗粉を入れます。
ステップ2・ビニール袋の口を縛って、ビニール袋内の貝ひもをシッカリ揉み込みます。
(揉み込むと貝ひもが白くなります)
ステップ3・ザルにあけてシッカリ水洗いして水切りすればOKです。