つぼみな(蕾菜)の旬な時期、栄養、食べ方、保存方法
つぼみな(蕾菜)を食べたことがありますか?
つぼみな(蕾菜)は、アブラナの一種とされる「からし菜」の変種です。
一般的な「からし菜」は葉を食べますが、ツボミナ(蕾菜)は蕾(つぼみ)を食べます。
つぼみな(蕾菜)は福岡県で品種開発された野菜です。
市場で販売され始めたのは平成19年からになります。
「蕾菜(つぼみな)」は福岡県JAから商標登録の申請が出されています。
春を感じさせる「つぼみな(蕾菜)」は、コロコリとした食感が人気です。
蕾への火のとおりが早いので調理し易く、火が通ると鮮やかな緑色に変わります。
つぼみな(蕾菜)という品種は福岡県での栽培しか認められていません。
つぼみな(蕾菜)には仲間の野菜があります。
四川児菜(子持タカナ)・祝蕾(しゅくらい)・子宝菜などです。
基本的には同じ仲間の野菜ですが、つぼみな(蕾菜)・四川児菜・祝蕾・子宝菜の味には微妙な違いがあります。
商業規模で取り組んでいるのは福岡県JAです。
他の仲間の野菜は、個々の農園で収穫されたものが地元の直売所などで販売されています。
次に、つぼみな(蕾菜)の栄養・つぼみな(蕾菜)の食べ方・つぼみな(蕾菜)の旬や選び方などの紹介をします。
つぼみな(蕾菜)の栄養
つぼみな(蕾菜)の栄養成分には、ビタミン類・ミネラル類・食物繊維やγ―アミノ酪酸・イソチオシアネートなどがあります。
ビタミン類では、β―カロテン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCが豊富に含まれています。
ミネラル類では鉄分やカルシウムが豊富です。
カルシウムはほうれん草の約3倍含まれています。
γ-アミノ酪酸は、アミノ酸のひとつで、主に抑制性の神経伝達物質として機能しています。
γ―アミノ酪酸には、血圧降下作用や精神の安定に効果があると言われています。
イソチオシアネートには、ガン抑制・血液サラサラ・殺菌などの働きが期待されるようです。
次に、つぼみな(蕾菜)の食べ方・つぼみな(蕾菜)の旬と選び方などの紹介をします。
つぼみな(蕾菜)の食べ方
つぼみな(蕾菜)には 、ビタミン類・ミネラル類・食物繊維やγ―アミノ酪酸・イソチオシアネートなどの栄養成分が含まれています。
つぼみな(蕾菜)美味しい食べ方はいろいろあります。
つぼみな(蕾菜)は生サラダでも美味しく食べられますが、茹で料理・煮物・焼き料理・揚げ料理など色々楽しめます。
生のままサラダにすれば、からし菜特有の辛みを味わえます。
コリっとした歯触りを楽しみながら美味しく食べられます。
つぼみな(蕾菜)は火の通りが良いので下茹でが不要で、そのまま炒められます。
揚げ料理の天ぷらは美味しいですね。
優しい食感とほんのりした甘味とほんのりした辛みが絶品です。
次に、つぼみな(蕾菜)旬と選び方を紹介します。
つぼみな(蕾菜)旬と選び方
つぼみな(蕾菜)の栄養成分を美味しく摂取してください。
つぼみな(蕾菜)の食べ方では、サラダと天ぷらをおススメします。
つぼみな(蕾菜)の旬は、1月下旬~3月中旬になります。
旬の短い野菜なので八百屋さんやスーパーで見逃さないようにしてください。
つぼみな(蕾菜)の選び方では、葉に艶があって鮮やかな緑色のものにしてください。
矢先が茶色になっているのは古いので注意です。
根元の切り口が白いものが新鮮でおいしいです。