ホヤの旬の時期と味、食べ方。内臓も食べられる?
ホヤを食べたことがありますか。
西日本では見かけることも少ない海の幸ですが、北海道や東北地方などの産地では人気があるようです。
ホヤが好物の人は、五つの味を味わえるといいます。
甘味・塩味・苦味・酸味・旨味です。
ホヤの形がパイナップルに似ているので「海のパイナップル」と呼ばれることもあります。
海のパイナップル(ホヤ)は、独特の風味が好まれているようです。
刺身・酢の物・焼き物・フライとして調理されて酒の肴などで食べられています。
ホヤは、塩辛や干物にも加工されています。
ホヤのこのわたと共に塩辛にしたものは「莫久来(ばくらい)」と呼ばれているよです。
ホヤの旬は美味しいそうです。
美味しいホヤの種類を知っていれば旬を味わいたいですね。
ホヤは内臓も食べることができるそうです。
甘味・塩味・苦味・酸味・旨味を味わえるホヤを味わってみませんんか。
次に、ホヤのこと・ホヤの旬・ホヤの種類・選び方・ホヤの内臓は食べることができる?などの紹介をします。
ホヤのこと
ホヤは、ホヤ綱マボヤ目マボヤ亜目マボヤ科マボヤ属になります。
ホヤ貝とも呼ばれることがありますが貝ではありません。
日本で知られているホヤの種類は百数十種のようです。
ホヤは、もともとは東北地方で地元の漁師さんが食べていたマイナーな食材でした。
宮城県での養殖が始まってから、現在では全国的にホヤの存在が知られるようになりました。
食用にされている「マボヤ」は全国的に生息しています。
牡鹿半島・男鹿半島以北の東北地方に多く生息しています。
岩手県から宮城県に至る三陸沿岸ではホヤ養殖も行われています。
天然物の「アカボヤ」は北海道で主に獲れています。
ホヤの旬と種類
美味しいホヤの旬は5~8月までの夏季になります。
旬の初夏~夏にかけてのホヤにはグリコーゲンが豊富に含まれています。
旬の時期は甘味や旨味タップリのホヤを楽しめます。
日本周辺にはホヤが百数十種類生息しているとされていますが、食用にされているホヤは「マボヤ」や「アカボヤ」などごく一部です。
「マボヤ」は養殖もされています。「アカボヤ」はほとんどが天然物です。
新鮮なホヤは強い磯の香と甘味・旨味があります。
ホヤは鮮度が落ちると不快な独特の生臭みに変わります。
甘味も苦味に変わります。
ホヤを選ぶときのポイントは鮮度です。
手に持った時にズッシリするものは新鮮ですが、軽く感じるものは鮮度が落ちていることが多いようです。
ホヤの表面の赤みが濃くて、ツヤとハリがあるものが新鮮です。
形は丸々としているものが可食部が多く美味しいです。
次に、ホヤの栄養・ホヤの内臓は食べることができる?などの紹介をします。
ホヤの栄養
ホヤの旬は5~8月の初夏・夏季になります。
食用とされているホヤの種類は「マボヤ」と「アカボヤ」になります。
ホヤに含まれている栄養は、ミネラル類とビタミン類です。
ミネラル類はリン・鉄分・亜鉛などです。
ビタミン類ではビタミンE・ビタミンB1が豊富に含まれています。
ホヤは、刺身・酢の物・焼き物・揚げ物などで食べられます。
ホヤの炊き込みご飯もあるようです。
ホヤの内臓は食べることができるようです。
ホヤで食べるのを避けた方がよいのは、「皮」・「石突」・「黒い内臓部分」などです。