しらすを赤ちゃんの離乳食につかうメリット、下ごしらえ方法
「しらす」の漢字表記は「白子」になります。
白子(しらす)は、小さな白い魚の名称ではなく、イカナゴ・ウナギ・カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・アユ・ニシンなどの体に色素がない白い稚魚の総称になります。
「しらす」は、シラウオ(白魚)やシロウオ(素魚)とよく混同されることがあります。
地方によっては、シロウオ(白魚)のことを「しらす」と呼ぶこともあります。
「しらす」を塩ゆでにして干したものは、「ちりめんじゃこ」や「白子干し」乾し)などと呼ばれています。
栄養豊富な「しらす」は離乳食として使いたいママも多いようです。
「しらす」を離乳食として使う時の下ごしらえなどを知っていると役立ちますね。
次に、白子(しらす)の栄養成分・「しらす」と離乳食・しらす離乳食の下ごしらえなどの紹介をします。
「しらす」の栄養成分
白子(しらす)に含まれている栄養成分では、タンパク質・カルシウム・ビタミンD・ビタミンB類・セレンなどが注目です。
タンパク質は子供の体をつくる大切な栄養成分です。
カルシウムとビタミンDは歯や骨の形成に必要な成分です。
「しらす」に含まれている「カルシウム」は、子供の成長に必要な栄養成分です。
「しらす」に含まれているビタミンDはカルシウムの吸収をサポートします。
「しらす」に豊富に含まれている、タンパク質・カルシウム・ビタミンDは、子供の丈夫な体・歯・骨つくりに役立ちます。
「しらす」にはビタミンB12も豊富に含まれています。
ビタミンB12は、脳細胞や脳神経の再生修復を行うと考えられている栄養成分です。
「しらす」には、血栓や心筋梗塞を予防に効果的な「セレン」も含まれています。
次に、「しらす」と離乳食・しらす離乳食の下ごしらえなどの紹介をします。
「しらす」と離乳食
「しらす」は離乳食におススメのスーパー食材です。
「しらす」は赤ちゃんでも丸ごと食べられる数少ない魚になります。
スーパーでも簡単に手に入りるので栄養豊富な「しらす」は、離乳食でも扱いやすい便利な食材です。
「しらす」に含まれている。タンパク質・カルシウムは赤ちゃんの体づくりの基礎になるので優秀な離乳食の食材だと言えます。
「しらす」は赤ちゃんの離乳食スタートの生後5~6ヶ月頃の離乳食初期でも食べられる数少ない食材です。
離乳食が始まり、上手に食べ物を飲み込めるようになったら豆腐などのタンパク質にチャレンジします。
豆腐の次のタンパク質は白子(しらす)にチャレンジしてください。
次に、しらす離乳食の下ごしらえなどの紹介をします。
しらす離乳食の下ごしらえ
「しらす」を離乳食に使う時には注意することがあります。
「しらす」を離乳食に使う時には“塩抜き”の下ごしらえをしてください。
「しらす」は塩茹でして商品になっているので塩分を多く含んでいます。
「しらす」をそのまま離乳食に使うのは赤ちゃんには不向きです。
離乳食で「しらす」を使うときには必ず「塩抜き」を行います。
初期の離乳食の初期では、「しらす」をすりつぶしてペースト状や裏ごししたりして使用するので、やわらかな「釜揚げしらす」や「しらす干し」が適しています。
「ちりめんじゃこ」を使う時には、柔らかくなるまで鍋で煮ることが大切です。