ビールなどのコク、キレ、のどごしの意味や違い。英語で何て言う?
ビールの日本語表記は「麦酒(ばくしゅ)」です。
ビールは、夏季も冬季も美味しいアルコール飲料ですね。
ビールは、主に大麦を発芽させた麦芽を使います。
大麦の麦芽を、ビール酵母でアルコール発酵させて作る製法になります。
多くの種類のビールがありますが、最近はラガーのファンが多いようです。
ラガーは、炭酸の清涼感とホップの苦みが特徴です。
ビールを評価する時に、コクがよい・キレよい・のどごしがよい、などと言います。
「コク」や「キレ」や「のどごし」にはどのような意味があるのでしょうか。
「コク」・「キレ」・「のどごし」には英語での表現があるのでしょうか。
次に、「コク」と「キレ」と「のどごし」の意味・「コク」や「キレ」や「のどごし」には英語表現がある?などの紹介をします。
コク
「コク」と「キレ」と「のどごし」の意味を分かるために「コク」の概要を紹介します。
「コク」という表現は、ビール以外にもあらゆる料理に対して使われています。
コクとは「味の総和」のことになります。
味覚は「甘味」・「旨味」・「苦味」・「塩味」・「酸味」という5つの味(基本5味)から構成されています。
「甘味」・「旨味」・「苦味」・「塩味」・「酸味」が、バランスよく含まれていると複雑な味わいになります。
複雑な味わいになるとコクの数値は上昇します。
複雑な味わいが増すとコクがあると言います。
苦味や酸味などの、一つの味に特化したビールは「コクがない」ということになります。
次に、「キレ」とは・「のどごし」とは・「コク」と「キレ」と「のどごし」の英語表現、などの紹介をします。
キレ
「コク」と「キレ」と「のどごし」の意味を分かるために「キレ」の概要を紹介します。
味覚を構成するのは、「甘味」・「旨味」・「苦味」・「塩味」・「酸味」の基本味ですが、味にはその他にも要素があります。
ビールの「キレ」に関わってくるのは「先味」と「後味」だとされています。
「先味」とは、口の中に食べ物を入れた瞬間の味のことです。
「後味」とは、後から出てくる味になります。
飲んだ瞬間に酸味が強いビールで苦味が残る場合、「先味」が酸味で「後味」が苦味になります。
「後味」が“どれだけ早く消えているか”が「キレ」のことです。
ビールを飲んで「後味」が早く消えれば、「キレ」があると言われます。
ビールを飲んで「後味」が残れば、「キレ」がないと言われます。
「キレ」のあるビールは「後味」スッキリのビールのことです。
次に、「のどごし」とは・「コク」と「キレ」と「のどごし」の英語表現、などの紹介をします。
のどごし
「コク」と「キレ」と「のどごし」の意味を分かるために「のどごし」の概要を紹介します。
「のどごし」とは、味ではなく刺激を受け取る感覚のようなものだとされています。
「コク」・「キレ」・「のどごし」の英語表現はありません。
英語には「コク」・「キレ」・「のどごし」と訳せるワードがありません。
「コク」・「キレ」・「のどごし」は日本人独特の感覚と考えた方が良さそうです。