トリガイの名前の由来、栄養、旬の時期?
トリガイの漢字表記は「鳥貝」です。
鳥貝(トリガイ)のことを、一部の地域では「トリカイ」と呼んでいるようです。
鳥貝(トリガイ)は、二枚貝綱・マルスダレガイ目・ザルガイ科に属している二枚貝です。
高級食材の鳥貝(トリガイ)の名前の由来や、鳥貝(トリガイ)の美味しい旬を知っていれば役立ちそうです。
鳥貝(トリガイ)は、北海道を除く日本・中国沿岸・朝鮮半島、などに分布しています。
生息しているのは、水深数m~数十m内湾の泥地です。
日本での主な漁場は、東京湾・三河湾・伊勢湾・瀬戸内海等です。
鳥貝(トリガイ)の多くは寿命が約1年ですが、2~3年生きて10cm以上に成長するのもいるようです。
大発生したり、大量死滅したりするので豊凶の差が激しいとされています。
総じて鳥貝(トリガイ)は高級食材として高価で取引きされています。
次に、トリガイと名前の由来・トリガイの旬・トリガイの栄養成分、などの紹介をします。
鳥貝(トリガイ)と名前の由来
鳥貝(トリガイ)と名前の由来を紹介します。
トリガイは、別名オハグロともいわれる足の部分を食べます。
下ごしらえは、開いて二等辺三角形状にしたものを湯通しします。
寿司種・刺身・酢の物・酢味噌和えなどで美味しく食べられます。
噛み切り易い適度な歯ざわりで、ほのかな甘みがある美味の貝です。
市場に流通しているトリガイは、湯通しまでの下ごしらえをしたものがパック詰めされています。
厚みがあり、色の黒いトリガイは良品として高値が付きます。
漁の盛んな地域ではトリガイのヒモも食べられています。
寿司ネタとして、冷凍されたトリガイが中国・韓国から大量に輸入されています。
回転寿司のレーンに乗っているのは冷凍で輸入された中国・韓国産です。
鳥貝(トリガイ)の名の由来では、食用とする足が鳥のくちばしのような形状をしているからとする説が有力です。
トリガイの食味が鶏肉に似ているから「鳥貝(トリガイ)」という名になったとする説もあります。
次に、トリガイの旬・トリガイの栄養成分、などの紹介をします。
トリガイの旬
鳥貝(トリガイ)の名の由来には、食用とする足が鳥のくちばしのような形状をしているからとする説と、食味が鶏肉に似ているからという説があります。
トリガイの旬は、太平洋側と日本海側では違います。
太平洋側では春先が旬になります。
日本海側では夏が旬になります。
トリガイは冷凍してもあまり食味が変わらないので、ほぼ通年出回っています。
トリガイの栄養成分
トリガイの名の由来で有力なのは、足が鳥のくちばしのような形状をしているからです。
トリガイの旬は、太平洋側は春先で日本海側は夏になります。
トリガイに含まれている主な栄養成分はタンパク質・ビタミン類・ミネラル類などです。
高たんぱく低脂肪のヘルシー食材で、含まれているビタミン類はビタミンB1になります。
ミネラル類では、カルシウム・鉄分・カリウム・亜鉛などが豊富です。
トリガイは、肝機能の強化や動脈硬化の予防に効果が期待できるといわれています。