ターサイ(搨菜)の旬、味、下処理方法、食べ方、栄養価

ターサイは白菜(はくさい)と同じ仲間の野菜です。

ターサイはアブラナ科アブラナ属の野菜です。

中国の代表的な冬野菜で、ターサイの漢字表記は「搨菜」になります。

ターサイ(搨菜)の別名に「しゃくしな(杓子菜)」があります。

ターサイ(搨菜)は、長い葉柄の先に楕円形の葉をつけてスプーンに似ています。

「しゃくしな(杓子菜)」の名前の由来は葉の形からきているようです。

ターサイの日本の主な産地は、静岡県・長野県・北海道です。

ターサイ(搨菜)は、2月頃に収穫するものが最も美味しいので「如月菜(きさらぎな)」とも呼ばれます。

 

次に、ターサイ(搨菜)の栄養と効能・ターサイの選び方と保存方法・ターサイの旬・ターサイの味・ターサイの美味しい食べ方などの紹介をします。

 

ターサイ(搨菜)の栄養と効能

 

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ターサイ(搨菜)にはビタミン類やミネラル類が含まれています。

ビタミン類では、カロテン・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸・パントテン酸・ビタミンCが含まれています。

ミネラル類では、カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄などです。

ターサイ(搨菜)に豊富に含まれているのはカロテンやビタミンCです。

β‐カロテンには、抗発ガン作用・動脈硬化予防の働きがあります。

β‐カロテンはビタミンAに変換されて、髪の健康維持・視力維持・粘膜や皮膚の健康維持・呼吸器系統を守る働きをします。

ビタミンCは美容・健康成分です。

ビタミンCは、風邪予防・疲労回復・肌荒れ改善に効果があります。

次に、ターサイの選び方と保存方法・ターサイの旬・ターサイの味・ターサイの美味しい食べ方などの紹介をします。

 

ターサイの選び方と保存方法

 

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ターサイ(搨菜)の選び方は、葉の色が濃い・鮮やかな緑色・葉に厚みがある・葉先までしおれていない・シャキッと元気なものです。

ターサイ(搨菜)には、白い軸が短いタイプと、白い軸の部分が長く白菜のように上に伸びたタイプがあります。

炒め物料理に使う場合は、白い部分が長い物の方をおススメします。

ターサイ(搨菜)の保存方法は冷蔵庫の野菜室になります。

野菜室に入れるときには、濡らした新聞紙などで包んでビニール袋に入れて保存します。

ターサイ(搨菜)は冷凍保存には向いていません。

長期保存をするときには塩漬けをおススメします。

次に、ターサイの旬・ターサイの味・ターサイの美味しい食べ方などの紹介をします。

 

ターサイの美味しい食べ方

 

ターサイ(搨菜)は冬が旬の野菜です。

霜が降りると甘みがまして美味しくなる野菜です。

ターサイの旬の時期は12月~2月頃になります。

ターサイの味の特徴はクセのないことです。

クセがないので食べ方は色々楽しめます。

炒め物・お浸し・和え物・煮物・鍋料理・味噌汁・スープなどで、ターサイ(搨菜)を美味しく食べませんか。