モロヘイヤの茎は食べても大丈夫?栄養と調理法は?

モロヘイヤの茎は食べられるのだろうか?と思っている人も多いのではないでしょうか。

モロヘイヤは栄養価が非常に高い緑黄色野菜です。

ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などの栄養成分が豊富に含まれています。

血糖値が高い・便秘・胃腸の調子が悪い・コレステロール・アレルギー症などが気になる人やがん予防などにおススメの緑黄色野菜です。

モロヘイヤの原産地は北アフリカです。

古代エジプトでは「王家の野菜」とされ料理に広く利用されていたようです。

歴史的な美女のクレオパトラも愛した緑黄色野菜としても有名です。

栄養成分が豊富に含まれているスーパーベジタブルを食べて健康美人になりませんか。

モロヘイヤのβカロテンはほうれん草の2~3倍含まれています。

ビタミンB1はほうれん草の5倍含まれています。

ビタミンB2はニンジンの10倍含まれています。

ビタミンCはニンジンの10倍含まれています。

ビタミンEはゴマの3倍以上含まれています。

カルシウムは「ほうれん草」の5倍含まれています。

カリウムは「ニンジン」の2倍含まれています。

鉄は「ニンジン」の3倍含まれています。

リンは「ニンジン」の3倍含まれています。

食物繊維は食用野菜の中でトップクラス含まれています。

 

次に、モロヘイヤのことやモロヘイヤの茎について紹介します。

 

モロヘイヤの茎

 

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モロヘイヤの茎には、「ストロファンチジン」と呼ばれる毒性が含まれている可能性があります。

「ストロファンチジン」という物質には、めまい・嘔吐などを引き起こす強心作用が強くあります。

特に、成熟したモロヘイヤに多く含まれています。

また、「ストロファンチジン」は、モロヘイヤの実や種に含まれています。

家庭菜園のモロヘイヤの実を食べて中毒死した牛の例もあります。

家庭菜園のモロヘイヤの茎はリスクが多いのでたべないでください。

スーパーなどで流通している市販のモロヘイヤの茎は安心して食べられます。

市販のモロヘイヤの茎は安全であるだけでなく美味しく食べられます。

シャキシャキとしたその食感の茎は、ネバネバの葉っぱとは違う美味しさがあります。

 

モロヘイヤの栄養成分

 

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モロヘイヤの茎を食べたいときにはスーパーなどで購入できる市販品にしてください。

市販品であればシャキシャキとした茎を美味しく食べられます。

家庭菜園のモロヘイヤの茎には毒性のある「ストロファンチジン」が含まれているので食べないでください。

モロヘイヤには、

・βカロテン・食物繊維・ケルセチン・ムチン・マンナン・ビタミンB1

・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK

・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・カリウム・カルシウム・銅・マンガン

・リン・鉄などの栄養素が含まれています。

 

モロヘイヤの効能

 

市販品のモロヘイヤの茎は美味しく食べられます。

モロヘイヤに含まれるβカロテンは、抗酸化作用・アンチエイジング・視力の保持などの効果が期待できます。

不溶性食物繊維には、腸のぜん動運動を促して便秘改善が期待できます。

骨の形成に役立つカルシウム・ビタミンKも多く含まれています。

高血圧予防にはカリウムが役立ちます。

モロヘイヤは葉に含まれている“ぬめり成分”には胃や消化器の粘膜を保護する働きがあると考えられています。

モロヘイヤの効能では、風邪予防・高血圧予防・心筋梗塞予防・脳梗塞予防・動脈硬化予防・便秘予防・がん予防・骨粗鬆症などが期待できます。