草餅のカロリーはあんこありなしでどう違う?保存方法は?
草餅(くさもち)は、蓬(よもぎ)などの野草を練り込んだ餅になります。
草餅は春の季語にもなっている人気の和菓子です。
美味しい草餅ですが、ダイエット中の人にはカロリーと糖質量が気になりますね。
草餅には「あんこ入り」と「あんこなし」があります。
「あんこ入り」と「あんこなし」ではどちらの草餅のほうがカロリー・糖質が多いのでしょうか。
草餅の日持ちしないようなので早めに食べたほうが良さそうです。
餅に草を練りこむという風習は、草の香りには邪気を祓う力があると信じられていたからです。
草餅は中国より伝わってきたものと考えられています。
草餅を食べる風習は平安時代には宮中行事の一つとして定着していたことが「日本文徳天皇実録」に記されています。
江戸時代には女子の健やかな成長を願う雛祭りとして広まった「上巳の節句」では草餅がありました。
現代では草餅に練り込む主な野草は母子草ではなく蓬(よもぎ)になっていますが、岡山県や広島県などには母子草で草餅を作る風習が残されています。
現代では、草餅といえば蓬餅を指しています。
草餅の種類には、中に餡を入れる草餅・餡なしできな粉をまぶして食べる草餅などがあります。
切り餅にして焼き餅・雑煮・ぜんざいに入れて食べられる地域もあります。
次に、草餅のこと・草餅(あんこ入り)のカロリーと糖質量・草餅(あんこなし)のカロリーと糖質量・草餅と日持ちする保存方法などの紹介をします。
草餅
草餅大好きでも、草餅(あんこ入り)のカロリー・糖質量や、草餅(あんこなし)カロリー・糖質量が気になっては安心して食べられませんね。
草餅には野草が練り込んでありますがどうしてでしょうか。
餅に草を練りこむ風習は、草の香りには邪気を祓う力があると信じられていたからのようです。
「上巳の節句(ひな祭り)」に母子草を練り込んだ餅を食べる風習が中国から伝わって広がり定着しました。
現代では、草餅に練り込む野草は主に蓬(よもぎ)ですが、昔は春の七草のゴギョウ(母子草)を使った草餅でした。
母子草を使った草餅は、母子餅とよばれていたようです。
草餅は日持ちしないので美味しいうちに食べたほうが良いですね。
餡入りの草餅
草餅(あん入り)のカロリーと糖質量と、草餅(あんこなし)のカロリーと糖質量を調べてみました。
餡入りの草大福(草餅)のカロリーは100g当たり平均230kcal程度です。
一般的な餡入りの草大福(草餅)の重量は1個当たり80gくらいです。
1個当たりの餡入り草餅のカロリーは約180kcalになります。
糖質に含まれるカロリーは1g当たり4kcalです。
餡入り草餅1個のカロリーは約180kcalなので、単純に糖質カロリーで割ると180kcal/4cal=45gになります。
餡入りの草餅は日持ちしないので、長期保存したいときには冷凍保存をおススメします。
餡なし草餅
餡なし草餅のカロリーは100g当たり平均235kcalです。
蓬(よもぎ)が入っていますが、草餅(あんこなし)のカロリーは餅とほぼ同じです。
餡入り草餅(草大福)と草餅(あんこなし)を比べると、重さ当たりのカロリーには大きな差はありません。
カロリーと糖質量に差がなければ、好みの草餅を食べたほうが良いですね。
なんとなく、餡入りよりも餡なしの草餅のほうがダイエット的には良さそうに思えますね。
基本的にはカロリーも糖質量も変わらないので、餡入りの草大福を食べてください。
草餅は日持ちしないので常温保存は避けてください。