高野豆腐一枚の栄養、カロリー、糖質。糖質制限で食べて良い?

高野豆腐(こうやどうふ)は、豆腐を凍結して低温熟成させた後に乾燥させたものです。

乾燥状態では軽く締まったスポンジ状です。

乾燥状態の高野豆腐を水で戻してだし汁で煮込むなどして調理してから食べます。

高野豆腐の正式名称(日本農林規格・JAS)は「凍り豆腐」です。

東北地方にも同じ製法の「凍み豆腐」と呼ばれる保存食があります。

甲信越地方・東北地方・北海道では、「凍み豆腐」・「凍り豆腐」・「氷豆腐」と呼ばれていたようです。

「凍り豆腐」の製法は、豆腐を冬期に野外に放置したことで偶然に発見されたという説や、中国から伝来したという説などあります。

高野山で「凍り豆腐」の製法が完成されて精進料理の一つとして全国に広まったようです。

高野豆腐と呼ばれるのは、江戸時代に高野山の土産物として珍重されたからという説があります。

高野豆腐は乾物なので保存性が高いのが特徴です。

只、保存期間が長くなると脂肪分が酸化し品質が劣化するので注意が必要です。

高野豆腐を美味しく食べられる期間は6ケ月程度が限度だとされています。

多孔質なのでニオイを吸着しやすいので保存時には密封容器に入れることをおススメします。

酸化防止やニオイ移り防止のためには、密封容器に入れて冷暗所で保管してください。

 

次に、高野豆腐の栄養・高野豆腐のカロリー・1枚の高野豆腐のカロリー・糖質・高野豆腐は糖質制限時にも食べられる?などの紹介をします。

 

高野豆腐の栄養成分

 

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高野豆腐の栄養成分を紹介します。

注目の栄養成分には、アミノ酸類・レシチン・イソフラボン・大豆サポニン・ビタミンEがあります。

高野豆腐には豊富なアミノ酸類が含まれています。

乾燥している高野豆腐100gのアミノ酸類は、肉類・魚類・鶏卵よりも多くなっています。

アミノ酸は、ダイエット・疲労回復・免疫力アップ・筋肉増強などには欠かせない成分です。

手軽にアミノ酸を摂取したいときには美味しい高野豆腐料理を食べると良いですね。

レシチンには、記憶力の向上や認知症予防の働きがあります。

また、動脈硬化予防や肝機能アップ・コレステロール値抑制の働きもあるとされています。

イソフラボンには骨粗鬆症や更年期障害予防の働きがあります。

大豆サポニンには血圧低下や抗ガン作用が期待されています。

ビタミンE豊富な高野豆腐を食べて、アンチエイジングに役立ててください。

次に、高野豆腐のカロリー・1枚の高野豆腐に含まれるカロリーと糖質・高野豆腐は糖質制限時にも食べられる?などの紹介をします。

 

高野豆腐のカロリー

 

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高野豆腐は栄養成分豊富な保存食品です。

美味しい料理を作って、アミノ酸類・レシチン・イソフラボン・大豆サポニン・ビタミンE豊富な高野豆腐を健康・美容に役立ててください。 

乾燥している高野豆腐100gのカロリーは約536Kcalです。

乾燥した1枚の高野豆腐には豊富な栄養成分と一緒にカロリーも凝縮されています。

高カロリーですが、食べ過ぎなければダイエット向きの食品です。

高野豆腐は低糖質食品です。高野豆腐100g当たりの糖質量は約1.7gです。

次に、高野豆腐は糖質制限ダイエットで食べても大丈夫?などの紹介をします。

 

糖質制限ダイエット

 

高野豆腐は栄養豊富な食品です。

高野豆腐100g当たりのカロリーは約536Kcalですが、ダイエット向きの食品だと考えられています。

乾燥した1枚の高野豆腐は高カロリーですが、糖質はほとんど含まれていません。

乾燥した高野豆腐100gに含まれている糖質量は約1.7gです。

糖質制限ダイエットをしている人でも、低糖質の高野豆腐であれば安心して食べられます。