牡蠣、ホタテ、肉の生食用と加熱用の違い。生食用の牡蠣などは洗う?

ホタテと牡蠣は、生食用と加熱用があるそうですが本当でしょうか。

生食用と加熱用の牡蠣やホタテとの違いはどこにあるのでしょうか? 

生食用牡蠣やホタテは洗い方はどうすればよいのでしょうか。

ホタテとは帆立貝(ホタテガイ)のことです。

ホタテ(帆立)は、二枚貝綱 翼形亜綱 イタヤガイ科に分類される軟体動物です。

帆立貝(ホタテガイ)の名目の由来は、貝殻の一片を帆のように開いて立て、帆掛舟のように風を受けて海中や海上を移動するという俗説からきています。

帆立貝(ホタテガイ)の別名には、「板屋貝」・「海扇(うみおうぎ)」・「秋田貝(あきたがい)」・「車渠」などもあります。

牡蠣は、ウグイスガイ目イタボガキ科とベッコウガキ科に属する二枚貝です。

牡蠣(カキ)の名前の由来は、海の岩から「かきおとす」ことから「カキ」と言う名がついたといわれています。

 

次に、ホタテ(帆立)と牡蠣・冷凍ホタテの生食用と加熱用の違い・牡蠣の生食用と加熱用の違い・生食用牡蠣の洗い方などの紹介をします。

 

ホタテ(帆立)と牡蠣

 

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ホタテ(帆立)は、うま味成分であるアミノ酸・グルタミン酸・コハク酸・タウリンなどが豊富に含まれている貝です。

ホタテ(帆立)特有の甘味はグリコーゲンです。

ホタテ(帆立)の貝柱は、肉厚で淡白・ほぐれやすい・舌触りと風味がよいなどの特徴があります。

刺身・煮込み・バター焼き・スープなど様々な料理で美味しく食べられます。

乾燥して干貝(干貝柱)にも加工されたり、具材や調味料にも利用されます。

北海道や東北地方北部のスーパーマーケットでは、貝が生食(刺身)用か否かを区別して売られているようです。

牡蠣は、食用としての歴史は非常に長いと考えられています。

牡蠣は世界中で食べられている美味しくて栄養豊富な貝です。

牡蠣には、グリコーゲン・必須アミノ酸・タンパク質・カルシウム・亜鉛をはじめ、いろいろな有効成分が多量に含まれています。

栄養豊富で美味しい牡蠣は「海のミルク」と呼ばれています。

新鮮なものは生食で美味しく食べられますが、揚げ物・鍋物・網焼きも人気のある食べ方です。

次に、冷凍ホタテの生食用と加熱用の違い・牡蠣の生食用と加熱用の違い・生食用牡蠣の洗い方などの紹介をします。

 

冷凍ホタテの生食用と加熱用の違い

 

冷凍ホタテの生食用と加熱用の違いは冷凍保存の方法になります。

冷凍したホタテを解凍してどのようにして食べるかによって冷凍方法が違います。

生のまま冷凍保存すれば、解凍してからお刺身や生のまま味わえます。

ボイルしてから冷凍すれば、加熱調理用のホタテとして保存できます。

生のまま冷凍した場合の保存期間は2~3週間になります。

生のまま冷凍するときのポイントは、貝柱を塩水でシッカリ洗ってから水気をシッカリ取って、食べやすい長さに切ってからラップとアルミホイルで包んで冷凍保存します。

次に、牡蠣の生食用と加熱用の違い・生食用牡蠣の洗い方の紹介をします。

 

牡蠣の生食用と加熱用の違い

 

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冷凍ホタテの生食用と加熱用の違いは、生のまま冷凍保存するかボイルして冷凍保存するかの違いでした。

牡蠣の生食用と加熱用の違いは、牡蠣が生育していた環境がポイントになります。

水質検査に合格している海域の牡蠣は生食用になります。

水質検査に合格していない海域の牡蠣は加熱用になります。

水質検査は、厚生労働省の規格基準に沿っておこなわれます。

水質検査に合格している牡蠣は、海水中の大腸菌の数が規定値を超えていない海域で成育しています。

牡蠣の内部の微生物を出したものも生食用として売られています。

生食用牡蠣の洗い方は簡単です。

生食用となっている牡蠣は加熱用牡蠣とは違い、出荷前に清浄水の中に入れて貝の微生物を出しています。

生食用牡蠣は、基本的にはそのまま食べて大丈夫です。

通常は、サッと流水に通して洗って食べます。