切り干し大根と大根は栄養価が違う?戻し汁にも栄養がある?

切り干し大根を使った料理は美味しいですね。

切り干し大根は「切り干し」とも呼ばれるダイコンの乾燥品になります。

西日本では、切り干し大根のことは「千切り大根」とも呼ばれています。

京都では、切り干し大根のことを「軒しのぶ」とも呼びます。

切り干し大根の主な生産地は宮崎県や愛知県になります。

宮崎県宮崎市郊外や国富町などの全国シェアは9割になります。

愛知県では刈谷市北部が主な生産地です。

切り干し大根を使った料理には、サラダ・スープ・香味和え・きんぴらなどがあります。

・切り干し大根とツヤ塩昆布のサラダ

・切り干し大根の具沢山スープ

・切り干しひじきのきんぴら

・切り干し大根と油揚げの和え物

・切り干し大根のきんぴら

・切り干し大根とおかひじきの香味和えなどがあります。

 

次に、切り干し大根のこと・切り干し大根の栄養価・切り干し大根の戻し汁の栄養・切り干し大根の戻し汁の効能などの紹介をします。

 

切り干し大根

 

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切り干し大根の材料は、秋の終わりから冬にかけて収穫したダイコンです。

ダイコンを細切りにして天日干してつくります。

切り干し大根は寒さが厳しいほど良質になります。

切り干し大根は戻す時間が短く灰汁(アク)が少ないので、乾物の中では主婦に人気があります。

切り干し大根を戻すと重量は約4倍に増加します。

切り干し大根は、切る太さ・脱水の方法などでいくつかの種類に分かれます。

「割り干し大根」は、たて四つ割にしたものです。

長崎県地域には、「ゆで干し大根」・「凍み大根」・「寒干し大根」などがあります。

「ゆで干し大根」は、大根を茹でてから加工したものです。

「凍み大根」や「寒干し大根」は、寒風と氷点下になる気候を活かしてつくられたものです。

切り干し大根は乾物なので常温保存が可能ですが、春を過ぎたら冷蔵庫での保存が望ましいとされています。

切り干し大根には独特の臭気があるので、ニオイを嫌う人もいます。

次に、切り干し大根の栄養価・切り干し大根の戻し汁の栄養・切り干し大根の戻し汁の効能などを紹介します。

 

切り干し大根の栄養

 

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切り干し大根は軽く洗ってから水に漬けて戻します。

醤油や酢をかけてそのまま食べることもできます。

煮物料理やサラダ・スープ・きんぴらで美味しく食べられます。

「はりはり漬け」などの漬物にも用いられています。

切り干し大根の栄養価は、生育土壌・栽培条件・品種・加工方法によっても異なります。

主な栄養成分は、良質の食物繊維・カルシウムなどのミネラル成分が多く含まれています。

切り干し大根は健康食品としても注目されています。

次に、切り干し大根の戻し汁の栄養・切り干し大根の戻し汁の効能などを紹介します。

 

切り干し大根の戻し汁の栄養・効能

 

切り干し大根の栄養価は、生育土壌・栽培条件などでも異なりますが、食物繊維やカルシウムなどが多く含まれています。

切り干し大根には、食物繊維・カルシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・カルシウム・鉄などの栄養成分が豊富に含まれています。

切り干し大根の戻し汁には多くの栄養成分が溶け出しています。

栄養成分豊富な戻し汁を捨ててしまのは、もったいないので有効利用をおススメします。

戻し汁には旨味も含まれています。

効率よく栄養を摂取するためにも戻し汁ごと料理に使ってみませんか。

切り干し大根の戻し汁の効能には、胆石や尿路結石などの改善があります。