椎茸、松茸はかさが開いてもよい?かさが開くと味が違う?

椎茸の「かさ」や松茸の「かさ」に使われる漢字は、「笠」と「傘」のどちらになるのでしょうか?

椎茸や松茸の「かさ」の漢字は「笠」になります。

椎茸や松茸は、日本人の味覚にある美味しい茸(きのこ)です。

椎茸や松茸の笠が開くと味が変わるということも聞きます。

椎茸(しいたけ)は、ハラタケ目・キシメジ科に分類される茸(きのこ)になります。

椎茸は、日本・中国・韓国などの東アジアで食用として栽培されています。

椎茸は、東アジアだけでなく東南アジアの高山帯やニュージーランドにも分布しています。

日本では昔から親しまれている茸で、精進料理や郷土料理には欠かせない食材です。

椎茸の旨み成分はダシとして使われるので、茸の中でも料理に使われることが多いようです。

松茸(まつたけ)は、キシメジ科・キシメジ属・キシメジ亜属・マツタケ節の茸になります。

松茸は、比較的乾燥した土壌を好む茸です。

秋季に赤松(あかまつ)の単相林や針葉樹が優占種の混合林の地上で見つけられます。

松茸の子実体には、マツタケオールによる独特の強い香りがあります。

日本の食用茸の中では松茸は最高級品として人気があります。

 

次に、松茸と椎茸の笠(かさ)・松茸の笠(かさ)が開いたら・椎茸の笠(かさ)が開いたらなどの紹介をします。

 

椎茸と松茸の笠(かさ)

 

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美味しい椎茸は笠(かさ)が開いていないのが良いのか?開いているのが良いのか気になります。

美味しい松茸は、笠(かさ)は開いていないのが良いのか?開いているのが良いのか気になります。

椎茸の笠(かさ)が開くと美味しさが減ると言われています。

松茸の笠(かさ)も開いたのは評価が落ちると言われています。

 

椎茸の旬

 

椎茸と笠(かさ)・松茸と笠(かさ)の開き具合は美味しさと関係があるようです。

椎茸の笠(かさ)が開くと美味しさが変わるのか気になりますね。

椎茸などの茸の旬は、なんとなく秋季のイメージ強いですが旬は秋季だけではありません。

椎茸の旬には、3~5月までの春の時期・9~11月までの秋の時期の年2回あります。

椎茸は秋だけでなく春にも美味しさを楽しめる茸です。

春に採れる椎茸は「春子」・秋に採れる椎茸は「秋子」と呼ばれているようです。

美味しい椎茸の見分け方には4つのコツがあるようです。

・笠の開き具合のチェック。

椎茸の笠が開いていくほど鮮度は落ちます。

椎茸は笠が開きすぎていないものを選びます。

理想の笠の開き具合は6~8割になります。

・笠の裏側のチェック。

椎茸の笠の裏側は、白くてヒダが綺麗でハリがあるのが新鮮です。

鮮度が落ちると茶色になってヒダのハリが元気なくなります。

笠が肉厚なものを選ぶ。

肉厚のしいたけには、旨味と瑞々しさが詰まっています。

・軸の状態のチェック。

美味しい椎茸は軸が短くて太い傾向があります。

 

松茸の旬

 

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椎茸の美味しさは笠(かさ)の開きに関係しているようです。

松茸の美味しさも笠(かさ)の開きに影響しているのでしょうか。

椎茸の笠(かさ)の開く具合は、6~8割が理想的だとされています。

松茸は笠(かさ)がつぼみの状態が美味しいとされています。

笠が開いていない松茸のことを「つぼみ松茸」と呼ぶようです。

「つぼみ松茸」は松茸の中でも高級品だとされています。

「つぼみ松茸」の次に人気があるのは、少し笠が開いた「中つぼみ松茸」になります。