白菜の保存方法と栄養 常温、冷蔵で保存できる?
白菜の保存方法を知っていれば美味しい料理を食べられます。
白菜は地中海沿岸が原産地とされているキャベツと同じアブラナ科の野菜です。
白菜は江戸時代の末期に日本に伝わりました。
日清・日露戦争後に本格的に栽培が行われるようになりました。
宮城県・愛知県・石川県で結球性の高い品種ができたことで大正~昭和初期にかけて全国に普及しました。
白菜はみずみずしくて歯ざわりも良くてクセがないので鍋料理や漬け物に欠かせない野菜になっています。
白菜を煮込むと甘味が出てとろけるようなやわらかさになります。
漬け物にすればみずみずしさと食感を残したまま美味しく食べられます。
白菜はほとんどが水分なので低カロリー野菜です。
白菜100gあたりに13kcal程度しかありません。
白菜の栄養成分はビタミンC・カリウム・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・食物繊維などです。
効能には、胃もたれ解消・むくみ解消・風邪予防・免疫力強化・高血圧予防・ガン予防などがあります。
次に、白菜の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存などの保存方法があります。
白菜の保存方法
白菜の保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存などがあります。
白菜には3つのタイプがあります。
結球タイプ・半結球タイプ・不結球タイプです。
スーパーで見かけるのは結球タイプです。
半結球タイプには山東白菜や花心白菜などがあります。
不結球タイプには広島菜などがあります。
長崎白菜は長崎県で作られている半結球の白菜です。
白菜は冬場の野菜なので冷暗所で常温保存できます。
白菜の常温保存
白菜を常温保存するときには直射日光が当たらない風通しが良い冷暗所を選びます。
丸ごとの白菜であれば新聞紙で包んで冷暗所に立てて保存してください。
冬季であれば冷暗所での常温保存の賞味期限は2~3週間になります。
カット白菜を常温保存するときには根元の白い部分に切れ目を入れれば鮮度を保てます。
白菜の冷蔵保存・冷凍保存
白菜の保存時の適温は5~10℃です。
気温が高い時には冷蔵庫の野菜室での保存をおススメします。
白菜は冬季の野菜なので気温が高いと劣化しやすくなります。
新聞紙などで包んで冷蔵庫の野菜室で保存してください。
野菜室で保存するときには立てる方が長持ちします。
白菜の保存方法には冷凍保存もあります。
冷凍保存するときにはカットして硬めに茹でてからフリーザーパックに入れて冷凍保存してください。
冷凍保存した白菜は解凍しないでそのまま調理に使ってください。
鍋や炒め物で美味しく食べられます。