明太子とたらこの違いと保存方法。冷凍保存はできる?
めんたいこ(明太子)とたらこ違いが気になりませんか。
めんたいこ(明太子)の保存方法やたらこの保存方法を知って入れば美味しい日本の味覚を楽しめます。
「たらこ」は、鱈(たら)の卵巣(魚卵)や鱈の卵巣を加工した食品になります。
日本国内の主な鱈子(たらこ)の産地は北海道などになります。
たらこ(鱈子)の材料になる鱈(たら)は、タラ目タラ科のうちタラ亜科に所属する魚類になります。
鱈(たら)は北半球の寒冷な海に分布する肉食性の底生魚です。
日本近海には北日本沿岸にマダラ・スケトウダラ・コマイなどの3属3種が分布しています。
単に「タラ」と呼んだ場合はマダラを指すことが多くなります。
一般に「たらこ」と呼ばれる食品は、スケトウダラ(スケソウダラ)の卵巣を塩漬けにしたものを指します。
めんたいこ(明太子)は、辛子明太子の略称になります。
辛子明太子は、スケソウダラの卵巣に唐辛子を主として味付けした食品になります。
次に、めんたいこ(明太子)とたらこ違いや明太子の保存方法・たらこの保存方法などを紹介します。
辛子明太子
めんたいこ(明太子)とたらこ違いを紹介します。
明太子の正式名称は辛子明太子です。
辛子明太子の「めんたいこ」は、朝鮮語でスケソウダラを「明太(ミョンテ)」と呼ぶことに由来しています。
朝鮮半島東南部の方言には「明太」を「メンテ」と発音しています。
明太子とは「スケソウダラの子」という意味になります。
明太子という表現は日本独自のものです。
明太子とは本来は「たらこ」を示す言葉として使うのが正しいとされています。
西日本の一部の下関や博多では、唐辛子を使わない「たらこ」と唐辛子を主として味付けした辛子明太子とを区別しています。
博多では明太子のことは「めんたい」と略されて呼ばれています。
博多では「めんたいスパゲッティー」が人気です。
次に、めんたいこ(明太子)の保存方法と「たらこ」の保存方法を紹介します。
めんたいこ(明太子)の保存方法
めんたいこ(明太子)とたらこ違いは唐辛子を使っているか否かです。
明太子の保存方法には常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。
明太子を常温保存できるのは室温が10℃以下の場合です。
冬季で外気温が10℃以下になる時期であれば、直射日光が当たらない風通しの良い冷暗所であれば常温保存できます。
基本的には冷蔵保存をおススメします。
開封された明太子であれば、密封容器に入れて冷蔵庫のチルド室やパーシャル室に保存すれば美味しさが保てます。
冷蔵保存期間は1~2週間になります。
冷凍保存する場合は、1回に食べる量を小分けにしてラップに包んでフリーザーバッグに入れます。
冷凍保存期間は1ヶ月程度です。
次に、「たらこ」の保存方法を紹介します。
「たらこ」の保存方法
めんたいこ(明太子)とたらこ違いは唐辛子を使っているか否かになります。
基本的には、明太子の保存方法と「たらこ」の保存方法は同じです。
購入したらスグに食べてください。
常温保存は基本的にできません。
購入後はスグに冷蔵保存か冷凍保存をしてください。
冷蔵保存されている「たらこ」は、パッケージの賞味期限を守ってください。
通常は1~2週間程度が賞味期限のようです。
購入してスグに冷凍保存すれば1ヶ月程度は賞味期限を延ばせます。
冷凍保存した「たらこ」を解凍すると、生たらこと同じく傷みやすいので早めに食べてください。
小分けにして冷凍保存すれば、慌てて食べなくても良いですね。