さつまいもの皮が黒くて苦い原因。食べても大丈夫?

さつまいもを食べて苦いと思ったことはありませんか。

さつまいもの皮の黒いのが気になったことはありませんか。

さつまいもの黒い部分が苦いのは、灰汁(アク)とヤラピンになります。

さつまいもの漢字表記は「薩摩芋」になります。

さつまいも(薩摩芋)に含まれている有効成分は、食物繊維・タンパク質・ビタミン類・ミネラル類です。食物繊維は、水溶性食物繊維・不溶性食物繊維です。

ビタミン類は、ビタミンA・β―カロテン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB3・ビタミンB5・ビタミンB6・葉酸・ビタミンC・ビタミンEになります。

ミネラル類は、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄分・亜鉛・銅になります。

さつまいもの品種には、「ベニアズマ」・「ベニコマチ」・「紅赤(べにあか)」・「金時」などの品種があります。

でんぷん原料用のさつまいももあります。

でんぷん原料用品種には、「シロユタカ」・「シロサツマ」・「コガネセンガン(黄金千貫)」などがあります。

天然着色料の原料になるさつまいももあります。

天然着色料の原料のさつまいも品種は、七福人参・琉球紫・パープルスイートロードがあります。

七福人参からは、カロテン色素を抽出します。

琉球紫からは、アントシアニン色素を抽出します。

パープルスイートロードからは、アントシアニン色素を抽出します。

 

次に、さつまいもが苦い原因・さつまいもの皮が黒い理由・さつまいもの黒い部分が苦い理由などの概要を紹介します。

 

さつまいもが苦いのは灰汁

 

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さつまいもが苦い原因は灰汁(アク)とヤラピンのようです。

さつまいもの灰汁(アク)の成分はクロロゲン酸とポリフェノールです。

灰汁(アク)の中には体に有害なものもありますが、さつまいもの灰汁(アク)はクロロゲン酸とポリフェノールなので気にすることはありませんね。

クロロゲン酸はポリフェノールの一種になります。

クロロゲン酸にはダイエット効果・アンチエイジング効果・糖尿病効果があるなど最近の注目成分です。

ポリフェノールは赤ワインなどに含まれています。

アンチエイジングなど体に良い効果がある成分として人気があります。

クロロゲン酸・ポリフェノールの灰汁(アク)なので気にすることはありませんが、苦いので料理をする前には水にさらすなどして灰汁抜きします。

さつまいもの皮が黒いのや、さつまいもの黒い部分が苦いのはヤラピンやクロロゲン酸の影響だと考えられます。

 

さつまいもの皮が黒い

 

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さつまいもが苦いのは灰汁(アク)があるからです。

さつまいもの皮が黒いのはヤラピンです。

ヤラピンはさつまいもだけに含まれている成分です。

さつまいもの切口から白い液がでることがあります。

その白い液がヤラピンです。

ヤラピンは主に皮の周辺に多くあります。

ヤラピンが表面へにじみ出ると、酸化し黒く変色します。

ヤラピンは酸化すると苦みが増幅する特徴があります。

さつまいもの黒い皮の部分が苦いのはヤラピンです。

皮に黒い斑点があったり、タール状に黒いものがべったりくっついていると、その部分は苦みやえぐみがあると感じます。

ヤラピンには胃の粘膜を保護したり、腸の動きを活発化させる働きがあります。

ヤラピンは腸の動きを活発化させて便を柔らかくします。

 

さつまいもの黒い部分が苦い

 

さつまいもが苦いのは灰汁(アク)があるからです。

さつまいもに含まれるヤラピンは皮周辺に多くあります。

ヤラピンが表面ににじみ出て黒いのは酸化するからです。

さつまいもの黒い斑点やタール状の黒いものには、えぐみと苦い味がします。

えぐみや苦い黒い部分を食べても、身体に影響はありません。美味しくないだけです。