もち米の炊飯器、圧力鍋、土鍋での炊き方と水の量
もち米を使った赤飯は美味しいですね。
もち米の美味しい炊き方(圧力鍋・土鍋)を知っていると家族にも喜ばれそうです。
もち米 を圧力鍋を使った炊き方では水の量・もち米を土鍋を使って炊くときは水加減と火加減が大切なようです。
圧力鍋と土鍋を使ったもち米の炊き方を覚えて、美味しい赤飯をつくりませんか。
もち米(もちごめ)は、「もちこめ」・「もちよね」・「もちまい」とも言われます。
もち米は、「糯性」をもつコメの品種になります。
「糯性」とはアミロースを全くかほとんど含まない種類になります。
もち米のことを「糯」の一字で意味することもあります。
「もち」の漢字表記に「餅」がありますが、「餅」はモチ性の穀粒などを加工した食物を指します。
加工された「餅」に対して、「糯」はアミロースを全くかほとんど含まない性質を持つ作物を指します。
只、近年では「もち米」のことを餅米と表記していることもあります。
アミロースを含む粘り気が少ないコメには、粳米(うるちまい・うるごめ)があります。
次に、もち米の炊き方(圧力鍋)・圧力鍋を使ったもち米の炊き方での水の量・土鍋を使ったもち米を炊くときの水加減・圧力鍋と土鍋ことなどを紹介します。
圧力鍋と土鍋
もち米の炊き方(圧力鍋)・圧力鍋を使ったもち米の炊き方での水の量・土鍋を使ったもち米を炊くときの水加減や火加減の概要を紹介する前に、圧力鍋と土鍋の概要を紹介します。
圧力鍋は、圧力調整機構が付いた圧力釜(あつりょくがま)とも呼ばれる鍋のことです。
圧力鍋は密封できる容器なので、加熱し大気圧以上の圧力を加えて液体の沸点を高められます。
圧力鍋を使えば、通常より高い温度と圧力の下で短時間で調理できます。
圧力鍋の圧力調整には通常金属製のおもりなどが使われています。
加圧源に水の蒸気圧を利用するので、水分を伴わない調理には向きません。
土鍋は漢字表記通り、土でつくられている鍋です。
土鍋は土でできているので、熱を溜め込むことに優れています。
土鍋の特徴は熱がゆっくり伝わることです。
土鍋には、遠赤外線の効果や、ふっくらご飯を炊けるなどがあります。
土鍋でお米を炊くと、沸騰時に細かい泡がたくさん発生します。
お米を直接水蒸気で加熱するので一粒一粒に熱がしっかり伝わります。
土鍋でご飯を炊くと“おこげ”ができます。
もち米の炊き方(圧力鍋)
圧力鍋を使ったもち米の炊き方ステップを紹介します。
もち米の炊き方ステップ1-2合のもち米を洗って1時間程度水に浸してから圧力鍋に入れます。
ステップ2-カップ2(360cc)の水の量を加えます。
ステップ3-蓋をセットして圧力が上がったら弱火にしてそのまま5分待ちます。
ステップ4-5分経ったら火を止めて十分に蒸らします。
ステップ5-蓋を開けて混ぜてから2~3分そのままにしておくと食べごろになります。
次に、もち米の炊き方(土鍋)・もち米の水加減(土鍋)などの紹介をします。
もち米の炊き方(土鍋)
もち米の炊き方(圧力鍋)は簡単です。
圧力鍋のときは、もち米2合の炊き方では、水の量はカップ2(360cc)になります。
次に、もち米の炊き方(土鍋)の概要を紹介します。
土鍋でもち米を炊くときの水の量は圧力鍋と同じです。
もち米2合に対してカップ2(360cc)の水になります。
土鍋でもち米を炊くときに注意するのは、水加減も大切ですが火加減はもっと大切です。
土鍋にもち米と2カップの水を入れたら沸騰するくらいの中火で炊きます。
湯気がフツフツとでてきたら弱火にして15分程度炊きます。
火を止めてから15~20分は蒸らします。
蒸らした後でゆっくりとかき混ぜて完成です。
土鍋で炊くときのポイントは、洗ってから1時間ほど水に浸すこと、火加減に注意することです。