白コショウと黒コショウの違い、使い分け、効能
コショウの漢字表記は「胡椒」です。
胡椒(コショウ)は、コショウ科・コショウ属のつる性植物&果実を原料とする香辛料になります。
胡椒の種類には、
・白胡椒(白コショウ・ホワイトペッパー)
・黒胡椒(黒コショウ・ブラックペッパー)
・青胡椒(青コショウ・グリーンペッパー)
・赤胡椒(赤コショウ・ピンクペッパー)があります。
白胡椒は、果実が赤く完熟したときに収穫して皮を取り除いて乾燥させたものになります。
白胡椒の表面は黒胡椒と違い滑らかです。
黒胡椒は、果実が色づき始める直前の緑色の状態で摘み取って皮ごと天日乾燥させたものになります。
黒胡椒の表面にシワが寄っているのは、皮が乾燥して縮んだからです。
白胡椒・黒胡椒の使い分けや、白胡椒・黒胡椒の効能を知っていれば美味しい料理つくりに役立ちそうです。
次に、白コショウ、黒コショウ、青コショウ、赤コショウのこと・白胡椒と黒胡椒の使い分け・白胡椒と黒胡椒の効能などの紹介をします。
白・黒・青・赤の胡椒
白コショウ、黒コショウ、青コショウ、赤コショウの概要を紹介します。
ホワイトペッパーとも呼ばれる白胡椒は薬用に使われることが多いようです。
ブラックペッパーに比べて風味が弱く魚料理と相性が良いですね。
ブラックペッパーとも呼ばれる黒胡椒には、強い独特の風味がある胡椒です。
牛肉との相性が良い胡椒とされ、世界中の多くの地域で塩の隣にブラックペッパーの小瓶があるともいわれています。
グリーンペッパーとも言われる青胡椒は、爽やかな特徴のある辛みが特徴です。
肉料理や魚料理との相性が良いとされています。
ピンクペッパーとも言われる赤胡椒は、マイルドな風味と良い色合いが特徴です。
次に、白胡椒と黒胡椒の使い分け・白胡椒と黒胡椒の効能、などの紹介をします。
白胡椒と黒胡椒の使い分け
白胡椒(白コショウ)と黒胡椒(黒コショウ)の使い方を知っていれば料理にも役立ちます。
次に、白胡椒と黒胡椒の使い分けの概要を紹介します。
白胡椒と黒胡椒は、どちらも同じ「胡椒」という熱帯性植物の果実を乾燥させたものです。
白胡椒と黒胡椒は、収穫の時期や加工の方法が異なります。
色だけでなく、辛さや香りにも違いがあるので特徴を活かした使い分けをすると美味しい料理つくりができます。
白胡椒は、淡白な白身魚の臭い消しや牛乳やクリームなどを使って白く仕上げる料理におススメします。
黒胡椒は白胡椒に比べて辛味も香りも強くなっています。
黒胡椒の強い辛味成分が肉の臭みを消します。
黒胡椒は、肉料理によく用いられる胡椒です。
日本で普及している「粉末コショー」は、白胡椒と黒胡椒を細かく挽いた粉末をブレンドしたものになります。
現在は、白胡椒と黒胡椒の風味や辛さの違いを活かした使い分けがされることが多いようです。
白胡椒と黒胡椒のどちらかでなければダメということはないので、自分の好みで使い分けてください。
次に、白胡椒と黒胡椒の効能を紹介します。
白胡椒と黒胡椒の効能
市販の「粉末コショー」は、白胡椒(白コショウ)と黒胡椒(黒コショウ)のブレンドです。
白胡椒と黒胡椒は風味や辛さが違うので、好みに合わせて使い分けることで美味しい料理を楽しめます。
白胡椒と黒胡椒は同じ胡椒です。
胡椒に含まれる代表的な栄養素は、ピペリン・カリウム・鉄分です。
胡椒の効能には、
・抗菌・防腐・防虫・血行促進・消化不良の改善
・食欲増進・栄養素の吸収アップ・ダイエット効果
・アンチエイジング効果・代謝促進・高血圧改善、などがあります。