ミブナ(壬生菜)の旬な時期、栄養、食べ方、保存方法。水菜との違い

ミブナの漢字表記は「壬生菜」になります。

ミブナ(壬生菜)はアブラナ科アブラナ属の野菜です。

ミブナ(壬生菜)は、ミズナ(水菜)と同じ仲間の野菜になります。

カブから伸びる様子はミズナとよく似ています。

ミブナ(壬生菜)とミズナ(水菜)との違いは、ミブナと違いミブナは葉にギザギザが無く細長く丸い形をしていることです。

また、ミズナ(水菜)にはあまり無い、少しピリッとくる辛さがあります。

ミブナ(壬生菜)はミズナ(水菜)とともに京菜とも呼ばれています。

関西では古くから親しまれている冬の野菜で、ミズナ(水菜)と並んで京都の伝統野菜のひとつになっています。

 

次に、ミブナ(壬生菜)の旬・ミブナの栄養・ミブナの食べ方・ミブナの選び方と保存方法などの紹介をします。

 

ミブナ(壬生菜)の旬 

 

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ミブナ(壬生菜)は、京都の伝統野菜にも指定されています。

京都を中心に栽培されて、京野菜としてミズナ(水菜)とともに親しまれています。

京都だけではなく、周辺の奈良県や滋賀県などでも栽培されています。

ミブナ(壬生菜)はミズナとともに、冬が旬の野菜になります。

ミズナはハウス栽培が進んで通年市場にありますが、ミブナは露地栽培が中心なので冬の野菜です。

ミブナ(壬生菜)は、12月頃から市場に出始めて1月がピークになります。

ミブナ(壬生菜)は3月頃まで食べられますが、美味しいのは1月~2月になります。

次に、ミブナ(壬生菜)の栄養・ミブナの食べ方・ミブナの選び方と保存方法などの紹介をします。

 

ミブナ(壬生菜)の栄養

 

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ミブナ(壬生菜)の旬は冬期です。

緑黄色野菜のミブナ(壬生菜)に含まれている栄養成分は、β―カロテン・ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などです。

β―カロテンには、抗発ガン作用・免疫賦活作用が期待できます。

β―カロテンは、体内でビタミンAに変換され健康効果を発揮します。

髪・皮膚・粘膜の健康維持・視力維持・呼吸器系統を守る働きなどがあります。

ビタミン類ではビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCは、風邪予防・疲労回復・肌荒れ改善をサポートします。

ミネラル類では、カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・リンなどが含まれています。

ミブナの食べ方は、炒め物・煮物・鍋物・サラダ・漬物・お浸しなどがあります。

浅漬けにして細かく刻んでご飯と食べればとても美味しく食べられます。

次に、ミブナの選び方と保存方法の紹介をします。

 

ミブナの選び方と保存方法

 

ミブナ(壬生菜)は冬期が旬の緑黄色野菜です。

ミブナの栄養成分には、β―カロテン・ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などがあります。

ミブナの食べ方には、炒め物・煮物・鍋物・サラダ・漬物・お浸しなどがあります。

ミブナの選び方は、緑色が濃く鮮やかなものがポイントです。

ミブナは古くなるにつれて色があせて黄色みを帯びてきます。

ミブナ(壬生菜)の保存方法の注意点は乾燥です。

濡れた新聞紙などに包んでビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存します。

野菜室に入れる時には、葉を上に切り口を下にすれば保存状態が良くなります。